AirPodsは小型で軽い反面、とても繊細な精密機器です。落下や強い圧力でヒビが入ったり、筐体が割れたりすることがあります。割れてしまったAirPodsは使い続けると 感電や耳のけが・内部基板の故障リスク があるため、適切な対処が必要です。以下に詳しく解説します。
1. 割れたAirPodsを使用しない
- 割れた部分の鋭利なプラスチック片が耳を傷つける危険があります。
- 内部が露出している場合、汗や水分が侵入しやすくショートの恐れがあります。
- 音質やマイク性能も低下しやすく、故障が進行する可能性があります。
2. 一時的な応急処置(どうしても使う場合)
※推奨は交換ですが、緊急的に使う場合の注意です。
- 割れた部分を透明なテープや保護フィルムで覆う。
- ただし、完全に密閉できるわけではないため、短期間のみの応急処置と考えてください。
- ヘッド部分にヒビが入った場合は、耳への安全性を考えると使用は避けるべきです。
3. Appleでの交換対応
AirPodsは部分的な修理は行っておらず、ユニットごとの交換になります。
- 片耳だけ交換可能(左右どちらかだけ割れた場合もOK)。
- 交換費用の目安(2025年時点)
- AirPods Pro:約12,000〜13,000円/片耳
- AirPods(第3世代):約9,000円/片耳
- AirPods(第2世代):約7,000円/片耳
- 充電ケースも破損時は有償交換可(世代ごとに1万〜1万5,000円程度)。
Apple公式サポートや正規サービスプロバイダに持ち込むことで対応してもらえます。
4. 保証・サポートを確認
- AppleCare+ for Headphonesに加入している場合:
- 過失や事故による破損でも、1回につき3,700円(税込)で交換可能。
- 未加入の場合は通常の有償交換。
- 通常保証(1年)や消費者法上の保証は「製造上の欠陥」に限定されるため、落下や外圧での破損は対象外です。
5. 今後の予防策
- 専用ケースやシリコンカバーを使用し、落下や衝撃から守る。
- ズボンのポケットに入れたまま座るなど、圧力がかかる状況を避ける。
- 持ち運び時はハードケース入りのカラビナ付きカバーなどで保護する。
✅ まとめ
AirPodsが割れたら、
- 使用をやめる(安全のため)
- 応急処置はテープなどで短期的にカバー
- Appleで片耳・ケースごと有償交換
- 保証やAppleCare+があるか確認
- 今後はケースやカバーで予防
が基本の流れになります。
コメント