サバイバルゲームは山林や自然の多いフィールドで行われることが多く、場所によってはツキノワグマやヒグマなどの生息域と重なる場合があります。サバゲー中にクマと遭遇しないようにするためには 事前準備・行動中の注意・万が一の対処法 を押さえておくことが大切です。以下で詳しく解説します。
1. 事前準備(フィールド選びと情報収集)
- フィールドの運営情報を確認
山林フィールドでは運営がクマ出没情報を把握している場合が多いため、公式サイトやSNSで最新情報を確認しましょう。 - 自治体や猟友会の情報をチェック
「熊の目撃情報」「出没注意報」などが出ていないか確認する。 - 季節に注意
春(山菜シーズン)や秋(ドングリ不足時)はクマが食べ物を求めて人里や山の低地に下りてくることが多いため注意が必要。 - 装備にクマよけグッズを追加
・熊鈴やクマ笛
・熊撃退スプレー(カプサイシン入りの正規品)
・匂いの強い食べ物を持ち込まない(特に甘い飲料・果物など)
2. 行動中の注意(遭遇を防ぐために)
- 音を出す
クマは基本的に人間を避けるため、存在を知らせることが重要。
・移動中に熊鈴を鳴らす
・休憩時に声を出す
・ゲーム中も大声や射撃音があればクマは近づきにくい - 匂いを残さない
・飲食は決められた場所で行う
・食べ残しやゴミは必ず密閉して持ち帰る - 痕跡を観察する
・樹皮に爪痕や毛が付いていないか
・新しい糞や足跡がないか
見つけたらその場に長居せず、速やかに移動する。 - 単独行動を避ける
複数人で行動する方がクマも近寄りにくい。
3. 万が一、遭遇してしまったら
距離がある場合
- 落ち着いて静かに後退する。走って逃げると本能で追ってくる。
- 鈴や声で「人間だ」と知らせつつ距離を取る。
クマがこちらに気づいていない場合
- 慌てず静かにその場を離れる。
- 大声を出したり走ったりすると逆に気づかれてしまう。
クマが近づいてきた場合
- 大声を出す、手を広げて体を大きく見せるなどして威嚇。
- それでも近づくなら熊撃退スプレーを使用。
万が一襲われた場合
- ヒグマ:死んだふりは逆効果。全力で抵抗する。
- ツキノワグマ:威嚇が多いが、攻撃してきたら顔や急所を守りつつ隙を見て反撃または逃走。
4. サバゲー特有の注意点
- 迷彩服のリスク
人間の存在をカモフラージュしてしまうため、移動時は鈴や声で自分の存在をしっかり知らせる。 - 匂いの強い迷彩スプレーや装備品
クマを引き寄せる可能性があるため、香料の強いものは避ける。 - セーフティゾーン管理
食べ物や飲料を出しっぱなしにせず、匂いが外に広がらないようにする。
✅ まとめ
サバゲー中にクマと遭遇しないためには「事前の情報収集」「音や匂いで存在を知らせる」「痕跡を観察する」「単独行動を避ける」が基本。遭遇したら「走らず冷静に距離を取る」ことが第一で、最悪の場合に備えて熊撃退スプレーを準備しておくことが命を守るポイントです。
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