感情面・制度面・人間関係の3つに分けて、抜けたいと思うのは自然か/どう考え、どう動くかを丁寧に解説します。
結論から先に
「親が創価学会だから入ったけど、今は抜けたい」
→ これは珍しくも非常識でもありません。
そして、
- 抜けたいと思うこと自体は正当
- 抜けることは制度上も可能
- 一番難しいのは親との関係の扱い方
この3点が現実です。
① なぜ「親が学会だから入った人」は抜けたくなりやすいのか
これは本人の問題ではなく構造の問題です。
よくある背景
- 物心つく前に入信していた
- 自分で選んだ実感がない
- 信仰の意味を腹落ちして理解していない
- 活動や価値観に違和感が出てきた
👉
「自分で選んでいないもの」を
大人になって見直したくなるのは自然な成長
です。
心理学的にも、
- 親の価値観から自立する時期
- アイデンティティ形成の過程
として、極めて普通のことです。
② 「抜けたい=親を否定する」ではない
ここが一番つらくなりやすいポイントです。
多くの人が無意識にこう感じます:
抜けたいと思う
→ 親の人生・信仰を否定することになるのでは?
これは違います。
整理すると
- 親が信じていること → 親の人生
- あなたが信じる/信じない → あなたの人生
これは別のものです。
親の信仰を尊重しつつ、
自分は距離を取る、という選択は
論理的にも倫理的にも矛盾しません。
③ 創価学会は「やめられない宗教」なのか?
制度上の事実
- 創価学会は任意団体
- 退会は本人の意思で可能
- 法的拘束力はありません
実際のハードル
- 事務的には抜けられる
- しかし心理的・人間関係的な圧力が強い場合がある
つまり、
抜けられないのではなく
抜けにくい雰囲気がある
というのが実態です。
④ 抜けたい理由は「重い理由」でなくていい
よくある誤解ですが、
- 強い反発
- 教義への明確な否定
- トラウマ的体験
がないと抜けられない、ということはありません。
実際に多い理由
- 信仰を必要と感じない
- 自分の価値観と合わない
- 宗教を持たずに生きたい
- 距離を置きたい
👉 これだけで十分です。
⑤ 抜け方には「段階」がある(重要)
いきなり「完全脱退」だけが選択肢ではありません。
よく選ばれる段階的パターン
① 活動に参加しない
- 座談会に行かない
- 連絡を減らす
② 信仰は形式的に残す
- 名簿上は会員
- 実生活では関与しない
③ 明確に退会する
- 地区幹部や組織に意思表示
- 退会届(地域差あり)
👉
親との関係や生活環境によって、選び方は変わってOKです。
⑥ 親への伝え方(最重要ポイント)
感情的対立を避けるための基本原則があります。
NGになりやすい言い方
- 「宗教が嫌い」
- 「洗脳されてる」
- 「学会はおかしい」
👉 親を攻撃すると、話は100%こじれます。
比較的こじれにくい伝え方
- 「自分の生き方として合わなかった」
- 「信仰を持たない選択をしたい」
- 「あなたの信仰は否定しない」
ポイントは、
“あなた”ではなく“自分”を主語にすること
⑦ 親が強く反対する場合の現実的対処
正直に言うと、
- 理解してもらえないケースもあります
その場合、
- 無理に納得させようとしない
- 距離と時間を使う
- 生活基盤(経済・住居)を優先
が長期的に一番ダメージが少ないです。
信仰問題は、
論破では解決しません。
⑧ 「抜けたあと」によく感じること
実際に距離を取った人の多くが感じます。
- 罪悪感(しばらく)
- 解放感
- 「自分で選んで生きている感覚」
罪悪感は時間とともに薄れます。
これは洗脳ではなく、家族関係由来の感情です。
⑨ まとめ(大事なこと)
- 親の影響で入った人が抜けたいと思うのは自然
- 抜けたい=親不孝、ではない
- 教義より人間関係の扱い方が一番大事
- 段階的に距離を取る選択も正解
- あなたの人生の選択権はあなたにある


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