モバイルバッテリーは「水に弱い精密機器」なので、水没しても使えるか? という点について詳しく解説します。
1. モバイルバッテリーは基本的に「防水ではない」
- 市販されている一般的なモバイルバッテリーは、防水設計されていません。
- 外装がプラスチックや金属で覆われていても、
内部には リチウムイオン電池・基盤・端子(USB-CやUSB-Aなど) があり、
これらは水に非常に弱い構造です。
2. 水没した場合のリスク
水没すると以下のリスクが高まります:
- ショート(短絡)
- 水が内部の基盤や端子に入り込み、電気が想定外の経路を流れる。
- これにより故障や発熱、発火の可能性がある。
- 腐食・劣化
- 乾いた後も内部の金属部品が錆びたり腐食し、徐々に故障が進む。
- 膨張・発火
- リチウムイオン電池は水に触れると化学反応を起こし、内部ガスが発生して膨張。
- 最悪の場合、破裂・発火に至ることもある。
3. 「防水対応」のモバイルバッテリーは例外
- アウトドア用や防災用として IP67やIP68規格 の防水・防塵モバイルバッテリーが存在します。
- こうした製品は一定の水没に耐えられる設計ですが、
- 完全に水中で使い続けることは想定されていません。
- USB端子のキャップを閉め忘れると防水性能は無効。
4. 水没してしまった時の対処法
もし普通のモバイルバッテリーを水に落としてしまった場合:
- 絶対に電源を入れない・使用しない
- スマホを接続して通電するとショートの危険が高い。
- 外装を拭き取り、自然乾燥
- 無理にドライヤーで乾かすと熱で劣化が進む。
- 乾いたとしても使用再開は危険
- 内部で腐食が進んでおり、後から発火する可能性がある。
- 安全のため処分
- 使用せず、家電量販店や自治体の回収ボックスに持ち込むのがベスト。
5. まとめ
- ✅ 通常のモバイルバッテリーは 水没したら基本的に使えない
- ✅ 乾いても内部で腐食やショートの危険があるため 使用再開はNG
- ✅ 防水規格付きモデル(IP67/68)なら一時的な水没に耐えられるが、油断は禁物
- ✅ 水没したら安全のため 処分するのが最善
コメント