Apple Watchはシリーズ2以降、水泳での使用が公式に想定されたスマートウォッチです。結論から言うと「水泳中に着けても基本的には問題なく使える」設計ですが、条件や注意点があります。詳しく整理しますね。
1. 耐水性能
- Apple Watch Series 2以降:ISO規格に基づき 50メートル耐水(水深50mまでの水圧に耐えられる)
- Apple Watch Ultraシリーズ:ISO規格に基づき 100メートル耐水、さらにレクリエーションダイビング対応。
- Apple公式は「プールや海での水泳に使用可能」と明言しています。
👉 つまり、プールやスイミングのトレーニングには対応済みです。
2. 水泳時に使える機能
- ワークアウトアプリの「プールスイミング」「オープンウォータースイミング」モードで、距離・ラップ数・ペース・心拍数を計測可能。
- 耐水ロック機能(Water Lock):泳ぐ前に有効化すると画面操作が無効になり、終了後にデジタルクラウンを回すとスピーカーから水を排出。
- 心拍数測定:水中でも動作するが、気泡や水流で誤差が出ることがある。
3. 注意点(リスク)
⚠️ 水質
- **真水やプール水(塩素入り)**は想定内。
- 海水は利用可能だが、使用後は真水でしっかりすすぐことが推奨されている(塩分で部品が劣化するため)。
- 温泉・ジャグジー・サウナはNG。高温や化学成分が耐水性能を損なう可能性がある。
⚠️ 衝撃
- 水泳中に壁や器具に強くぶつけると、耐水性はあってもガラス破損のリスクあり。
⚠️ 経年劣化
- 耐水性能は永久保証ではない。年月や使用によってシールが劣化するので、古い機種は新品ほどの防水性能は期待できない。
4. 使用後のケア
- 水泳後はApple Watchを真水で軽く洗い流し、柔らかい布で拭く。
- バンド(特に革や金属製)は水泳には不向き。シリコン製やスポーツループが推奨。
まとめ
- プールや海での水泳中に着けても問題なく使える(Series 2以降)。
- 温泉やサウナ、潜水や高速水流(ウォータースライダーなど)には非対応。
- 水泳後のすすぎ・乾燥・バンド選びが長持ちのポイント。
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