Apple Watchは筋トレ中に着けていても問題ありませんし、Apple自身も「ワークアウト」カテゴリーに筋力トレーニング(Strength Training)を用意しているので想定された使い方です。ただし、メリットと注意点がありますので整理して解説します。
1. 筋トレ中にApple Watchを使うメリット
- ワークアウト記録:筋トレモードで運動時間・消費カロリー・心拍数を記録可能。
- 休憩管理:インターバルやセット間の休憩をタイマー代わりに管理できる。
- モチベーション:アクティビティリングで運動量を可視化できる。
- ヘルスケアとの統合:睡眠・日常の活動量と合わせて、全体的な健康データを記録。
2. 注意点(リスクと対策)
⚠️ 衝撃・破損
- ダンベルやバーベルを扱う際、金属部分がApple Watchに当たりやすく、画面やボディが傷つくリスクあり。
👉 対策: - スポーツバンドでしっかりフィットさせる。
- 画面保護フィルムやケースを装着する。
- ベンチプレスなどリストの角度が強く当たる種目では外すのも選択肢。
⚠️ 心拍数計測の精度
- 光学式センサーは、筋トレのような短時間・高強度の運動や手首の屈曲時に誤差が出やすい。
👉 対策: - 正確な心拍数が必要な場合は、Bluetooth胸部センサー(Polar H10など)を併用可能。
⚠️ 汗と皮膚トラブル
- 汗で蒸れたり摩擦でかぶれることがある。
👉 対策: - ナイロン製スポーツループやシリコン製バンドを使う。
- トレーニング後は手首とWatchを洗って清潔に保つ。
3. 種目別の適性
- マシントレーニング・軽めのフリーウェイト → 問題なく使用可能。
- バーベルベンチプレス・クリーンなど手首に器具が当たる種目 → 外した方が安全。
- 自重トレーニング(腕立て・懸垂など) → 問題なく使えるが、手首の角度によって圧迫感あり。
まとめ
- Apple Watchは筋トレ中に使える便利なツール。
- ただし、器具との接触による破損リスクと、心拍数計測の精度の限界には注意。
- バンド選びや保護アクセサリ、時には「外す判断」も大事。
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