Apple Watchは海外でも使えますが、用途やモデルによって「使える範囲」が変わってきます。以下で詳しく解説しますね。
1. 基本機能(時計・アプリ・Bluetooth連携)
- 時計機能やヘルスケア機能(心拍数計測、歩数、睡眠計測など)は、世界中どこでも利用可能です。
- iPhoneとの連携機能(通知、音楽操作など)も、iPhoneが使える環境であれば海外でも問題なく使えます。
2. モバイル通信機能(セルラーモデルの場合)
Apple Watchには
- GPSモデル(iPhone経由で通信)
- GPS + Cellularモデル(単独で通信可能)
があります。
eSIM(セルラーモデル)の注意点
- Apple Watchは物理SIMではなく eSIM内蔵 です。
- 各国の通信キャリアが Apple Watchに対応しているか によって、単独通信が可能かどうか決まります。
- 日本で契約したキャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天など)のeSIMは、基本的に国内専用です。海外でそのままローミングできることはほぼありません。
- 海外で単独通信をしたい場合は、現地キャリアがApple Watchに対応していて、さらに契約が必要になります。ただし、現状では対応している国やキャリアが限られています。
3. iPhoneとの組み合わせ
- Apple WatchはiPhoneとペアリングして使う前提です。
- 海外で使う場合も、ペアリングしているiPhoneが現地でモバイル通信やWi-Fiに接続できれば、Apple Watchもほとんどの機能を問題なく使えます。
- 逆に、iPhoneがオフラインになると、Apple Watch単独では使える機能が大幅に制限されます(時刻表示、歩数計測、心拍数測定などのオフライン機能は使えます)。
4. 決済機能(Apple Pay)
- Apple Payは海外でも利用できます。
- ただし、日本国内のiPhone/Apple Watchで発行したSuicaやQUICPayは、基本的に日本国内限定です。
- 一方で、Visa/Mastercard/AmexなどのクレジットカードをApple Payに登録してあれば、海外のApple Pay対応店舗でも決済可能です。
5. 充電・電源
- Apple Watchの充電器は 100〜240V対応 なので、海外でも変圧器は不要です。
- ただし、国によってコンセントの形状が違うので、プラグ変換アダプタが必要になる場合があります。
まとめ
- 基本機能やiPhone経由の機能は海外でも問題なく使える。
- セルラー通信は国とキャリアに依存し、日本の契約をそのまま海外で使えることはほぼない。
- Apple Payは海外でも利用可能(カード種類による)。
- 充電は電圧問題なし、プラグだけ要注意。
👉 簡単に言えば「日本で使っているiPhoneと一緒に持っていけば、海外でもほとんど問題なく使えるけど、Apple Watch単独で通信はできないことが多い」という感じです。
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