Apple Watchはまさにランニング用途を想定して設計されているデバイスなので、基本的にはランニング中に身に着けるのは「とても適している」と言えます。ただし、良い点と注意点の両面がありますので、詳しく解説します。
1. ランニングに向いている理由
✅ フィットネス機能が充実
- GPS内蔵(GPSモデル・セルラーモデルともに):距離やペースを正確に記録可能。
- 心拍数センサー:ラン中の心拍数をリアルタイムで確認でき、トレーニング強度の管理に役立つ。
- ワークアウトアプリ:ランニング用モードがあり、ペース・時間・消費カロリー・心拍数ゾーンを自動記録。
- **Apple Fitness+(有料)**と連携すると、トレーニングのガイドも可能。
✅ iPhoneなしでも使える(モデルによる)
- GPSモデル:iPhoneを持っていなくても位置情報の記録は可能(ただし地図表示やストリーミング音楽にはiPhoneやWi-Fiが必要)。
- セルラーモデル:契約していれば、iPhoneを持たなくても通話や音楽ストリーミングが可能。
✅ 音楽・ポッドキャスト再生
- Bluetoothイヤホンと接続すれば、Apple MusicやSpotifyに保存した曲をiPhoneなしで再生できる。
2. 注意点・リスク
⚠️ 汗や皮膚トラブル
- Apple Watchは耐汗設計ですが、防汗バンド(フルオロエラストマー製のスポーツバンドなど)が推奨。
- 金属バンドや革バンドは汗で劣化・臭いの原因になる。
- 長時間きつく装着すると、汗や摩擦で皮膚がかぶれることがある。
👉 対策:通気性の良いスポーツループやシリコンバンドを使い、ラン後は水拭きして乾燥させる。
⚠️ 衝撃・落下
- ランニング中は振動や腕の振りが大きいので、緩い装着だとズレて心拍数が正しく計測できない。
- 強い衝撃や転倒で画面をぶつけると破損のリスクあり。
👉 対策:しっかりフィットさせ、気になる場合は画面保護フィルムやケースを利用。
⚠️ バッテリー持ち
- ワークアウト+GPS使用でバッテリー消費が速くなる。
- フルマラソン(4〜6時間)だと、シリーズや設定によっては途中で電池切れする場合がある。
👉 対策:
- 最新機種ほど省電力モードが強化されているので、長時間走るなら新しめのモデルが有利。
- 不要な通知をオフにしておくと持ちが良い。
3. 安全面の考慮
- 暗い時間帯にランニングする場合:ディスプレイの点灯で周囲に目立つため、防犯上はメリット(車や人から見えやすい)でもあり、治安の悪い地域ではデメリットになることも。
- 盗難リスク:海外や治安の悪い場所で目立つと狙われやすい。
まとめ
- Apple Watchはランニング用デバイスとして最適で、距離・心拍数・消費カロリー管理など多機能。
- ただし バンド選び・汗対策・バッテリー管理を意識するのがポイント。
- 安全面では「場所と時間」によっては外す判断も必要。
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