モバイルバッテリーを 冷蔵庫に入れるのは危険かどうか について詳しく解説します。
1. 冷蔵庫に入れるのは基本的に危険
- リチウムイオン電池は 低温環境でも化学反応が不安定になるため、冷蔵庫の温度でも問題が起こる可能性があります。
- 特に充電中や使用直後に冷蔵庫に入れると、急激な温度変化で内部圧力が変化し、膨張や破損のリスクが高まります。
- また冷蔵庫内には湿気があるため、水分の影響でショートや腐食が発生する可能性があります。
2. 低温による影響
- 内部化学反応の遅延
- 過度に低い温度ではバッテリーの性能が低下し、給電・充電効率が下がります。
- 結露によるショートリスク
- 冷蔵庫から取り出した際、表面に結露が発生することがあります。
- 水分が内部に入ると、ショート・発火・故障の原因になります。
- 膨張・破裂のリスク
- 温度変化で内部圧力が不均一になると、既に劣化しているバッテリーは膨らむことがあります。
3. 安全な保管方法
モバイルバッテリーを安全に保管するには、冷蔵庫ではなく 常温で乾燥した場所 が最適です。
- 温度管理:15〜25℃程度が理想
- 湿度管理:湿気の少ない場所
- 直射日光を避ける:窓際や車内など高温になる場所は避ける
- 端子の保護:テープで端子を絶縁してショート防止
- 子どもやペットの手が届かない場所
4. 異常がある場合の処分方法
- 膨張・液漏れ・発熱など異常がある場合は 家庭ゴミに出さず回収ルートを利用
- 家電量販店(ヨドバシ、ビックカメラ、ヤマダなど)
- ホームセンター(カインズ、コーナンなど)
- 自治体の資源回収窓口
- メーカー回収窓口(Anker、ELECOMなど)
- 膨らんだものは 回収BOXに入れず、窓口担当者に直接手渡す
✅ まとめ
- モバイルバッテリーを冷蔵庫に入れるのは 低温での膨張・結露・ショート・故障のリスクがあるため危険
- 常温・乾燥・直射日光を避けた場所で保管するのが安全
- 異常がある場合は 速やかに回収窓口へ持ち込む
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