AirPodsは人気が非常に高いため、精巧な偽物(コピー品)が数多く出回っています。見た目がそっくりでも、細かく見ると必ず違いがあります。ここでは 本物と偽物の見分け方 を、重要なポイントごとに解説します。
1. シリアル番号の確認(最も確実)
- 本物のAirPodsには固有のシリアル番号があり、充電ケースや各イヤホン本体にも刻印されています。
- iPhoneとペアリングすると、設定 → 一般 → 情報 → AirPods にシリアル番号が表示されます。
- Apple公式サイトの「保証状況確認ページ」にシリアルを入力し、認識されれば本物です。
- 偽物は「存在しない番号」や「複数商品で同じ番号」がよく使われています。
2. ペアリング時の挙動
- 本物:iPhoneに近づけると、Apple独自の「AirPods接続アニメーション」が表示されます。
- 偽物:普通のBluetoothデバイスのように「Bluetooth設定画面から手動で接続」する必要がある場合が多い。
3. 設定メニューでの違い
- 本物はペアリング後、iOSの設定に ノイズキャンセリング・外部音取り込み・イヤーチップ装着テスト などの専用メニューが表示されます。
- 偽物はこうしたメニューが出ず、ファームウェアバージョンの情報も確認できません。
4. パッケージ・付属品の違い
- 本物:外箱の印刷は高精細で、AirPodsの画像部分は光沢加工(偽物はマットで平面的)。
- 本物:付属のLightningケーブルは高品質で、印刷や金属部分が精巧。偽物はチープな場合が多い。
- 本物:箱・ケース・AirPods本体のすべてにシリアル番号の整合性がある。偽物は番号が一致しないか、存在しない番号を印刷している。
5. デザイン・作りの精度
- ヒンジ部分:本物は精密に仕上げられていてガタつきが少ない。偽物は粗雑で遊びがある。
- LEDの光り方:本物は均一に柔らかく光る。偽物は点滅が不安定だったり明るすぎたりする。
- 重量:偽物は軽すぎるか重すぎることが多く、左右のイヤホンの重さが微妙に違う場合もある。
6. 音質・機能
- 本物は空間オーディオ・ノイズキャンセリングなどがしっかり機能します。
- 偽物は「ノイズキャンセリング」と表示されても実際は効かないことが多い。
- 音質は偽物だとこもり気味で解像度が低いのが特徴。
7. 価格と販売ルート
- 定価より大幅に安いものは危険。
- 信頼できる販売店(Apple Store・公式代理店・大手家電量販店)以外では偽物のリスクが高い。
- フリマアプリやオークションで「未使用・新品なのに半額以下」は要注意。
✅ まとめ
- 最も確実なのは シリアル番号をApple公式で確認すること。
- 外観や挙動の違い(アニメーション、設定メニュー、防水加工、LED、ヒンジ)も大きな判断材料になります。
- 怪しいと思ったら安さに釣られず、信頼できる店舗で購入するのが安全です。
コメント