銀行アプリのパスキーは、銀行口座への不正ログインを防ぐために非常に有効なセキュリティ対策です。
ただし、銀行によって「パスキー」「生体認証ログイン」「生体認証認証」など名称や設定方法が違います。また、すべての銀行アプリがパスキーに対応しているわけではありません。
銀行アプリのパスキー設定方法
基本的な流れは、
スマホのロック設定
↓
銀行アプリを最新版にする
↓
銀行アプリにログイン
↓
セキュリティ設定を開く
↓
パスキー・生体認証を設定
↓
指紋・顔・PINなどで本人確認
↓
登録完了
です。
① スマホの画面ロックを設定する
まずスマホに本人確認方法を設定します。
例えば、
- 指紋認証
- 顔認証
- PIN
- パスコード
- パターン
などです。
Androidなら指紋認証、iPhoneならFace IDが使える場合は、生体認証を設定しておくと便利です。
② 銀行アプリを最新版にする
Google PlayやApp Storeから銀行アプリを最新版に更新します。
銀行アプリはセキュリティアップデートが重要なので、古いバージョンのまま使い続けないことも大切です。
③ 銀行アプリにログインする
通常どおり銀行アプリを開いてログインします。
例えば、
ログインID
↓
パスワード
↓
ログイン
などです。
④ セキュリティ設定を開く
アプリ内の、
「設定」
↓
「セキュリティ」
などを探します。
その中に、
- 「パスキー」
- 「パスキー設定」
- 「生体認証ログイン」
- 「生体認証」
- 「認証設定」
- 「ログイン認証」
などの項目がある場合があります。
銀行によって名称はかなり違います。
⑤ パスキーを登録する
「パスキーを登録」「パスキーを追加」などを選択します。
スマホから本人確認を求められたら、
指紋
または
顔認証
または
PIN・パスコード
などで認証します。
これでパスキーが登録されます。
⑥ 次回からのログイン
設定が完了すると、対応している銀行では、
銀行アプリを起動
↓
パスキー・生体認証でログイン
↓
指紋・顔認証など
↓
ログイン完了
という形で利用できます。
パスワードを毎回入力する手間を減らせます。
「生体認証」と「パスキー」は違う
銀行アプリでは、この2つが混同されやすいです。
生体認証
指紋や顔を使って本人確認する技術
パスキー
公開鍵暗号を利用して、アカウントへのログインを認証する仕組み
です。
したがって、
指紋認証=パスキー
ではありません。
ただし、パスキーを使用するときの本人確認方法として指紋や顔認証が利用されることがあります。
パスキー設定で特に注意したいこと
銀行アプリでは、一般的なWebサービス以上に注意が必要です。
① 機種変更前に確認する
スマホを買い替える場合、古い端末のパスキーが新しい端末で利用できるとは限りません。
そのため、
古いスマホを初期化する前に、新しいスマホで銀行アプリにログインできることを確認する
のがおすすめです。
② スマホを紛失した場合
スマホを紛失したら、銀行の案内に従って利用停止・ログイン停止などの手続きを行います。
特にスマホのロックを突破されると危険なので、
推測されにくいPINやパスコード
を設定しておくことも重要です。
③ パスキーを設定しても口座が完全に安全になるわけではない
パスキーは不正ログイン対策として非常に有効ですが、すべての犯罪を防ぐわけではありません。
例えば、
- フィッシング詐欺
- 偽の銀行アプリ
- SMS詐欺
- 電話による詐欺
- スマホの盗難
- マルウェア
- 本人が詐欺師に認証操作をさせられるケース
などがあります。
そのため、
パスキー+スマホの画面ロック+銀行の多要素認証+公式アプリのみ使用
という組み合わせが重要です。
銀行アプリでは「パスキー対応か」を確認する
ここが一番重要です。
銀行によっては、
「パスキー」
ではなく、
「生体認証」
という名称で独自の認証方式を提供していることがあります。
そのため、
銀行アプリに「パスキー」という項目がない
↓
パスキーに対応していない
とは限りません。
逆に、「生体認証ログイン」と書いてあるから必ずFIDOのパスキーを使っている、とも限りません。
銀行の公式サイト・アプリの説明を確認するのが確実です。
銀行アプリのパスキー設定をまとめると
①スマホに指紋・顔・PINなどを設定
↓
②銀行アプリを最新版にする
↓
③銀行アプリにログイン
↓
④「設定」「セキュリティ」を開く
↓
⑤「パスキー」「生体認証」などを探す
↓
⑥パスキーを登録
↓
⑦指紋・顔・PINなどで本人確認
↓
⑧登録完了
となります。

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