AirPodsは古いiPhoneでも使えますが、利用できる機能には制限があります。以下に詳しく解説します。
1. 基本的な互換性
- AirPodsはBluetoothイヤホンなので、古いiPhoneでもBluetoothが使えれば音楽再生・通話・FaceTime・マイクは利用可能です。
- ペアリング手順は通常通り:
- AirPodsをケースに入れ、背面ボタンを長押し
- iPhoneの「設定 → Bluetooth」で「AirPods」を選択して接続
2. 古いiPhoneで使える機能
- 音楽・動画再生
- 通話・FaceTime
- AirPods Pro/Maxの場合はノイズキャンセリング・外音取り込みモード(イヤホン側で制御されるため利用可能)
- タップ操作による再生・停止や曲送り
3. 古いiPhoneで制限される機能
- iOSバージョンによって利用できるApple機能が限定される
- 自動デバイス切替(iPhone ⇄ iPad ⇄ Mac):iOS 14以上が必要
- 空間オーディオ(ヘッドトラッキング対応):iOS 14以上
- Siri呼び出し(「Hey Siri」):iOSバージョンによって制限される場合あり
- バッテリー残量の画面表示や「探す」機能:iOSバージョンが古いと対応しないことがある
- ファームウェア更新
- AirPodsの最新機能を利用するためにはiOSが最新である必要があります。古いiPhoneでは更新できない場合があるため、AirPodsの新機能が使えないことがあります。
4. 音質・コーデック
- AirPodsは AAC / SBC に対応
- 古いiPhoneもAAC対応なので、通常の音楽再生や動画視聴では問題なく高音質で再生可能
5. 注意点
- 古いiPhoneを使う場合は、iOSの制限によりAirPodsの便利機能をフルには活かせない
- 音楽再生や通話だけでよければ問題なく使える
- 空間オーディオや自動切替など最新機能を活かしたい場合は、iOSのアップデート可能な機種が必要
6. 結論
- 古いiPhoneで使えるか → 使える(音楽・通話・ANCは問題なし)
- 意味があるか → iOS次第
- iOS 14以上ならAirPodsのほとんどの機能が使える
- それ以前のiOSでは音楽・通話・ANC以外の便利機能は制限される
コメント