【静岡】牧之原市は竜巻が多い地域なの?何故こんなに被害が大きくなった?【細江】

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富士山 災害

静岡県牧之原市における突風や竜巻の頻度について、最新の事例を中心に詳しくお伝えします。





近年の主な突風・竜巻事例(牧之原市)

2025年9月:台風15号による竜巻被害

  • 2025年9月8日付の発表によると、台風15号に伴う突風は静岡地方気象台により「竜巻」と認定されました
  • 被害状況は以下の通り:
    • 住宅に被害が1,000棟を超える(全半壊103棟、一部損壊901棟)
    • 74人が負傷したとの報道もあります
  • 静岡県内では、こうした強い竜巻に見舞われるのは非常に稀なケースです。

2021年5月:牧之原市におけるEF2竜巻

  • 2021年5月1日、MF2に相当する強力な竜巻が牧之原市を襲いました(EF2相当、最大風速約198km/h)
  • 被害概要:
    • 約97棟の建物に被害(うち3棟が全壊、一部損壊含む)
    • 電柱の倒壊やビニールハウスの飛散などの被害も発生
    • 幸いにも人的被害は軽微にとどまりました(軽傷者3名など)

日本国内における竜巻の一般的傾向

  • 日本全国では、**年間平均20~25件程度の竜巻(陸上・水上両方)**が記録されています
  • 全体の約50%は7月~10月に発生し、海岸付近での発生が多い傾向があります(台風などによる影響も含む)
  • ただし、米国と比べると規模や頻度は圧倒的に少なく、日本の竜巻は一般に短時間・小規模とされています
  • 静岡県内でも、**浜松での被害例(1962年)**などは記録されていますが、牧之原市への直撃は極めてまれです





まとめ:牧之原市は「竜巻が多い地域」か?

項目 説明
頻度 非常に稀です。
典型的な発生時期 台風接近時や夏~秋の時期(7~10月)が多い傾向。
主な事例 2021年5月(EF2級)、2025年9月(台風15号)が代表的な顕著事例。
全体 通常は竜巻が頻発する地域ではありませんが、異常気象や台風の影響で強烈な突風が起こることもあるという点は注意が必要です。




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