モバイルバッテリーに表示されている 「10000mAh(ミリアンペアアワー)」 がどのくらいの容量か、スマホ換算や充電可能回数まで含めて詳しく解説します。
1. 「mAh」とは何か?
- mAh(ミリアンペアアワー) はバッテリーの容量を示す単位で、
「バッテリーが何ミリアンペア(mA)の電流を何時間(h)流せるか」を表します。 - 公式的には:
容量(mAh)=電流(mA)×時間(h)容量(mAh) = 電流(mA) × 時間(h)
例:
- 10000mAhのバッテリーは
- 1000mA(1A)の電流で約10時間放電可能
- 2000mA(2A)の電流で約5時間放電可能
※実際は内部ロスや電圧変換によって、使用可能容量は80〜90%程度になります。
2. 実際のスマホ換算
- 現代のスマホのバッテリー容量:3000〜5000mAh程度
- 10000mAhのモバイルバッテリーなら:
- 3000mAhのスマホなら 3回以上フル充電可能
- 4000mAhのスマホなら 約2.5回フル充電可能
- 5000mAhのスマホなら 約2回フル充電可能
- 充電効率(変換ロス)を考慮すると、実際には 約8000〜9000mAh分が使用可能 と考えると現実的です。
3. 10000mAhモバイルバッテリーの特徴
容量 | 特徴 | 使い方の目安 |
---|---|---|
10000mAh | 中大型サイズ | スマホ2〜3回分充電可能、旅行や出張に便利、多少重いが持ち運べる |
比較 | 5000mAh | スマホ1回充電可能、小型で軽量 |
比較 | 20000mAh | スマホ4〜5回充電可能、タブレットも充電可能、大型で重い |
- 10000mAhは 日帰り旅行や長時間の外出でスマホを複数回充電できる標準的サイズ
4. 充電時間の目安
- 入力(充電器からモバイルバッテリーへの充電)が5V/2Aなら:
10000mAh÷2000mA≈5時間10000mAh ÷ 2000mA ≈ 5時間
- 実際には効率やロスを考えて 約5.5〜6時間前後 が目安
- 急速充電(PDやQC対応)ならもっと短くなるが、発熱やバッテリー寿命に影響することもある
5. 注意点
- mAhは 公称容量 であり、実際にスマホに供給できる容量は変換ロスで少なくなる
- 高出力(2A以上)の給電で急速充電すると、放電効率や発熱の影響で容量は若干減る
- バッテリー寿命(充放電回数)が近づくと、10000mAhでも実際に使える容量は減少する
まとめ
- 10000mAhは中型〜大型モバイルバッテリーで、スマホを2〜3回フル充電できる容量
- 日常使いだけでなく、旅行や出張、外出先で複数回の充電が必要な場合に最適
- 充電効率を考えると 実際に使える容量は8000〜9000mAh程度 と考えると現実的
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