エアコンの掃除を自分でできるかどうかについて、掃除の範囲や方法、注意点を詳しく解説します。
1. 自分で掃除できる部分と範囲
● 自分で掃除しやすい部分
- フィルター
→ ほこりやゴミが溜まりやすい部分。多くの機種で簡単に取り外しが可能。
→ 水洗いが基本で、2週間〜1ヶ月に1回程度の掃除が推奨される。 - エアコン本体の外装(表面)
→ 軽く乾いた布や柔らかい布でホコリを拭き取る。 - ルーバー(風向板)
→ 軽く拭くか、やさしく掃除機でほこりを吸い取る。
2. 自分で掃除が難しい部分
● 熱交換器(エバポレーター)やファン内部
- ここはほこりやカビが溜まりやすいが、専門知識と専用工具が必要なため、自分での掃除は難しい。
- 分解やクリーニングに失敗すると故障や水漏れの原因になる。
● ドレンパンやドレンホースの内部
- 水が溜まりやすくカビやヌメリの原因に。
- 自分で掃除できる場合もあるが、奥まった部分は業者に任せるのが安全。
3. 自分で掃除する際の注意点
- 電源を必ず切り、コンセントを抜いてから作業する
- フィルターは優しく扱い、傷つけないように洗う(中性洗剤可、熱湯不可)
- 水分はしっかり乾かしてから再装着する
- 内部に水が入らないように注意する
- 分解掃除はメーカー保証の対象外になる場合がある
4. 専門業者に依頼すべき場合
- フィルター以外の内部の徹底掃除(分解洗浄)
- 長期間掃除しておらず、カビ臭や水漏れがある場合
- 自分で掃除しても改善しない異臭や不調がある場合
5. まとめ
掃除範囲 | 自分で掃除できるか | ポイント |
---|---|---|
フィルター | 可能 | 定期的に取り外して水洗いが基本 |
エアコン外装 | 可能 | 乾いた布で軽く拭く程度 |
ルーバー(風向板) | 可能 | 軽いホコリなら掃除機や布で対応 |
熱交換器・ファン内部 | 基本不可 | 専門業者に依頼が安全 |
ドレンパン・ホース | 場合による | 自己対応は限定的 |
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