リチウム電池は、一般ごみとして処分できない危険物のため、専用の回収ルートで安全に回収してもらう必要があります。
以下で、リチウム電池の種類別に「どこで回収してもらえるか」を詳しく解説します。
🔋【1. リチウムイオン電池(充電式電池)】
主にスマホ・ノートPC・モバイルバッテリーなどに使われる電池
🔄 回収場所:
回収先 |
詳細 |
🏪 家電量販店 |
ヤマダデンキ・ヨドバシ・ビックカメラ・エディオンなどに**「小型充電式電池リサイクルBOX」**が設置されている。 |
🛠️ ホームセンター |
カインズ・コーナン・コメリなどにも設置されている場合あり。 |
🔧 自治体の回収所 |
自治体によっては、清掃センターやリサイクルステーションで回収。 |
✅ 対応の見分け方:
- 電池に「リサイクルマーク(JBRCマーク)」があるか確認

- JBRCマークがある充電池は無料で回収されます。
🔗 JBRCの回収拠点検索サイトはこちら
🔘【2. 使い捨てのリチウム電池(一次電池)】
時計・リモコン・カメラなどに使われるボタン電池・円筒形電池など
🔄 回収場所:
回収先 |
詳細 |
🔋 乾電池・ボタン電池回収協力店 |
時計店・カメラ店・家電店などに設置されている「ボタン電池回収箱」へ。 |
🏢 自治体の資源ごみ回収日 |
地域によっては、指定袋で「有害ごみ」「乾電池の日」に出せる。事前確認が必要。 |
⚠ 注意:
- 使い捨てリチウム電池はJBRCの対象外。
- 自治体によって処分方法が異なるため、分別ルールを必ず確認。
📱【3. 電池が内蔵された製品ごと(例:スマホ・タブレット・ゲーム機)】
電池を取り出せない機器の場合
🔄 回収場所:
回収先 |
内容 |
📦 家電量販店の小型家電回収BOX |
スマホ・モバイルバッテリー・電子辞書などを機器ごと投入口に入れる方式。 |
🏙️ 自治体の小型家電回収 |
自治体により、ごみ集積所または専用拠点での回収が可能。 |
📱 携帯ショップ |
docomo・au・SoftBankなどでスマホを無料回収。バッテリー単体の回収も一部で対応。 |
🏭 メーカー回収 |
Apple、ソニー、パナソニックなどは製品回収プログラムを実施していることあり。 |
✅【処分・持ち込み時の注意点】
項目 |
内容 |
🔒 絶縁処理 |
電池の端子(+−)にビニールテープを貼ってショート防止。 |
⚠ 膨張・変形・液漏れ |
危険な状態の電池は自己判断で回収BOXに入れない。必ずスタッフに相談する。 |
🪫 使い切ってから |
残量が少ない方が安全に回収できる。 |
🔎【補足:どうして専用回収が必要?】
- リチウム電池は発火・爆発のリスクがあり、ごみ処理施設や収集車で火災事故の原因になります。
- 通常ごみ(可燃・不燃・金属)に出すのは違法行為や罰則の対象になる自治体もあります。
📝【まとめ:リチウム電池はどこで回収できるか】
種類 |
回収場所 |
特記事項 |
🔋 リチウムイオン電池 |
JBRC回収BOX(家電量販店・ホームセンター) |
無料・要リサイクルマーク |
🔘 使い切りリチウム電池 |
自治体の有害ごみ/乾電池回収 |
自治体ルールに従う |
📱 電池内蔵機器 |
小型家電回収BOX、携帯ショップ、メーカー |
製品ごと回収が基本 |
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