iPhoneのテザリングが「周囲の人に勝手に使われるのか？」という疑問について、結論から言うと適切な設定をしていれば勝手に使われることは基本的にありません。
ただし、設定ミスや不用意な操作があると他人に使われるリスクもゼロではないため、以下に詳しく解説します。
🔐 テザリングを勝手に使われるリスクはあるのか？
✅ 基本的には安全（パスワードが設定されているため）
iPhoneでWi-Fiテザリング（「インターネット共有」）をオンにすると、iPhoneはWi-Fiルーターのような役割をします。
このとき自動的に、
- ネットワーク名（SSID）
- Wi-Fiパスワード
が生成され、他の端末から接続するにはこのパスワードを入力する必要があります。
そのため、勝手に使われることは基本的にありません。
⚠️ ただし注意すべきポイント
1. パスワードを知られたままだと再接続される可能性がある
一度Wi-Fi接続したことのある端末は、次回以降、自動で接続されることがあります。
対策：
- パスワードを定期的に変更する
- 設定 → インターネット共有 → Wi-Fiのパスワード を変更
2. Bluetooth経由やUSB接続でも勝手に使われる可能性は低いがゼロではない
- BluetoothやUSB接続のテザリングもありますが、これらはペアリングや直接接続が必要なので、物理的に近くにいなければ不可能です。
3. 「ファミリー共有」を設定していると家族が使えるようになる
iOSではファミリー共有の設定によって、家族の端末がパスワードなしで自動接続できるようにすることが可能です。
対策：
- ファミリー共有の設定を見直す
- 必要ない場合は「自動接続を許可しない」設定に変更
✅ テザリングの利用状況は確認できる？
はい、できます。
- iPhone本体では、「設定 → モバイル通信」からどのアプリがどれくらい通信しているかは確認可能
- また、テザリングで接続中の端末があると「インターネット共有」のステータスバーが青く表示されるので、誰かが接続しているかどうかはわかります
📝 まとめ
| 項目 | 説明 |
|---|---|
| パスワード制限 | デフォルトでON。知られていなければ他人は使えない |
| 接続履歴がある端末 | 再接続される可能性がある。パスワード変更が有効 |
| ファミリー共有 | 設定により家族が自動接続できることも |
| 接続中の確認方法 | ステータスバーの青色表示で分かる |
💡安心して使うためには、「パスワードの見直し」「ファミリー共有の確認」「接続履歴のチェック」がカギです。
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