iPhoneのWi-Fiがすぐ切れてしまう場合、通信が不安定になってストレスを感じる原因になります。この現象にはいくつかの原因が考えられ、それぞれに応じた対策があります。以下に詳しい原因と対処法を解説します。
■ 原因と対策①:Wi-Fiルーターとの距離や障害物
● 原因
ルーターから遠かったり、壁や家具などの障害物が間にあると、Wi-Fiの電波が不安定になり切れやすくなります。
● 対策
- iPhoneをルーターの近くに移動してみる
- 電波干渉を避けるため、ルーターの近くに電子レンジやBluetooth機器を置かない
- Wi-Fiの2.4GHzと5GHzを切り替えて試す(※2.4GHzは遠距離向け、5GHzは高速だが短距離向け)
■ 原因と対策②:iPhoneの設定による影響
● 原因
一部の設定がWi-Fiの切断に関わっている場合があります。
● 対策
- Wi-Fiアシストをオフにする
設定 > モバイル通信 > 「Wi-Fiアシスト」をオフ
→ Wi-Fiが弱いと自動でモバイル通信に切り替わる機能です。 - 省電力モードの確認
省電力モードがオンだと、バックグラウンド動作を制限することで通信が不安定になる場合があります。
■ 原因と対策③:Wi-Fiネットワーク設定の不具合
● 原因
ネットワーク設定の一時的な不具合で接続が安定しないケースもあります。
● 対策
- ネットワーク設定をリセット
設定 > 一般 > 転送またはiPhoneをリセット > リセット > 「ネットワーク設定をリセット」
→ Wi-Fiパスワードなどが消えるため再設定が必要です。 - 対象のWi-Fiネットワークを一度削除して再接続
設定 > Wi-Fi > 対象のネットワークを選択 > 「このネットワーク設定を削除」→再接続
■ 原因と対策④:iOSの不具合・アップデート
● 原因
iOSの不具合やバグが原因でWi-Fiが安定しないケースもあります。
● 対策
- iPhoneを再起動する
- 最新のiOSにアップデートする(設定 > 一般 > ソフトウェア・アップデート)
■ 原因と対策⑤:ルーターやインターネット回線の問題
● 原因
ルーターやプロバイダ側の不具合、ファームウェアの問題なども影響します。
● 対策
- ルーターを再起動する(電源を切って10秒ほど待ってから入れ直す)
- ルーターのファームウェアを最新にアップデートする
- 他の端末でもWi-Fiが切れるなら、ルーターや回線のトラブルの可能性あり → プロバイダに問い合わせ
■ 原因と対策⑥:VPNやセキュリティアプリの干渉
● 原因
VPNアプリやセキュリティソフトがWi-Fi接続を妨げることがあります。
● 対策
- VPNをオフにして接続状態を確認
- 一時的にセキュリティアプリを停止または削除して様子を見る
【まとめ】
iPhoneのWi-Fiがすぐ切れる場合、まず試すべきは:
- Wi-Fiアシストのオフ
- ルーターとの距離を近づける
- ネットワーク設定のリセット
- iOSの再起動・更新
- VPNなどの見直し
それでも改善しない場合は、ルーターやプロバイダ側に問題がある可能性もあるため、他の端末の挙動も確認しながら対処してみましょう。
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