結論から言うと、モデルによっては海水に入れても大丈夫ですが、注意点が多く、使用後のケアが必須です。詳しく解説します。
1. Apple Watchの耐水性能と海水での使用
モデル | 耐水性能 | 海での使用可否 |
---|---|---|
Series 1 | 日常生活防滴(雨や手洗い程度) | ❌ 不可 |
Series 2~8 / SE | 50m耐水(ISO 22810:2010準拠) | ⚠️ 注意が必要。泳げるが海水は使用後に真水で洗う必要あり |
Ultra | 100m耐水 + 耐圧性能 | 〇 海水での泳ぎやシュノーケリング可能。ただし真水での洗浄必須 |
ポイント:
- 公式の耐水性能は淡水での使用を前提にしているため、海水の塩分やミネラルは内部シールや金属部分を腐食させる可能性があります。
2. 海水でApple Watchを使うときのリスク
(1) 塩分による腐食
- 海水は塩分やミネラルが多く、防水シールやステンレス・アルミケースにダメージを与える場合があります。
- 長期間放置すると内部に水が侵入し、故障の原因になります。
(2) バンドへの影響
- シリコンバンドは海水でも比較的耐性がありますが、革やナイロンバンドは塩分で劣化します。
- 海水に入るときは、シリコンやスポーツバンドを使うのが安全です。
(3) 高波・衝撃
- 水圧や波の衝撃により、防水性能の限界を超える場合があります。
- ダイビングなど深い水圧にはSeries 2~8 / SEでは対応できません。Ultraモデルは水深100mまで耐えられます。
3. 海水使用時の安全対策
- 使用後に真水で洗う
- 海水や砂をしっかり洗い流して乾燥させる
- バンドの選択
- シリコンやスポーツバンドを使用。革・ナイロンは避ける
- 深水や衝撃を避ける
- Series 2~8 / SEは水泳やシュノーケリング程度まで。ダイビングは不可
- 長期間放置しない
- 海水に長時間触れたままにすると内部腐食のリスクが高まります
4. まとめ
- 淡水での水泳・シャワーはほとんどのモデルで安全
- 海水はモデルとバンド次第で使えるが、必ず使用後の真水洗浄が必須
- 注意点:塩分腐食、バンド劣化、水圧や衝撃による防水限界超過
- Series 1は海での使用不可
- Ultraモデルは深い水泳やシュノーケリングでも対応可能
✅ 結論
- 海水でApple Watchを使用する場合は、防水性能・バンド素材・使用後のケアを考慮すれば問題なし。
- Series 2~8 / SEは短時間の海水使用可、Ultraはより安全。
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