AirPodsで音楽やYouTubeは聞こえるのに、ZOOMの音だけ聞こえない/相手の声が出ない というケースはよくあります。これはアプリ設定・デバイス設定・接続トラブルのいずれかが原因です。以下に詳しく解説します。
1. 出力先(スピーカー設定)の確認
ZOOMはアプリ内でオーディオ出力先を選べます。
- 会議中の画面で 「オーディオ設定 → スピーカー → AirPods」 を選択。
- 出力が「iPhone本体」「PC内蔵スピーカー」のままになっているとAirPodsに音が出ません。
- テスト通話で「スピーカーテスト」を実行し、AirPodsから音が出るか確認。
2. 接続の確認
- AirPodsが接続済みになっているか
- iPhone / PCのBluetooth設定で「接続済み」と表示されているか確認。
- 接続の切り替え
- 一度AirPodsをケースに戻して再接続。
- それでも改善しない場合はBluetoothをオフ→オン。
3. デバイス側の設定
- 音量の確認
- ZOOMはアプリ音量が別管理されることがあります。会議中にAirPodsの音量を上げてみる。
- サイレントモード(iPhone/iPadの場合)
- サイレントスイッチがオンになっていると、ZOOMの通知音や一部音声が出ない場合があります。
- オーディオの参加確認
- ZOOM参加時に「インターネット経由でオーディオに参加」を選ばないと音が出ません。
4. アプリの不具合対策
- ZOOMアプリの再起動
- 一度アプリを完全終了して再起動。
- アプリのアップデート
- 古いバージョンだと音声出力の不具合が出やすい。App Store/Google Playで最新版に更新。
- アプリの再インストール
- 設定ファイルの破損で音が出ない場合は再インストールが有効。
5. PC利用時のチェック
- Windows / Mac のオーディオ設定
- システムの出力デバイスを「AirPods」に設定。
- ブラウザ版ZOOMを利用している場合
- ブラウザの権限(マイク・スピーカー使用権限)がOFFになっていると音が出ません。
6. AirPods側の問題
- バッテリー残量
- 残量不足だとBluetooth接続が不安定になり、音が出ないことがあります。
- 汚れ・接触不良
- スピーカー部に耳垢が詰まっていると相手の声が小さくなることがあります。
7. リセット・再ペアリング
- AirPodsをケースに入れて蓋を閉じる。
- 背面ボタンを長押ししてリセット(白点滅まで)。
- デバイスと再ペアリング。
→ 接続やZOOMとの互換性不具合の多くはこれで改善します。
8. 最後の手段
- どのアプリでも音が出ない → AirPodsやOS側の問題。
- ZOOMだけ音が出ない → アプリ側のバグや設定不備。
→ 改善しなければ ZOOMサポートまたはAppleサポート への問い合わせをおすすめします。
✅ まとめ:ZOOMでAirPodsから音が出ないときの対策ステップ
- ZOOMアプリ内のスピーカー設定でAirPodsを選ぶ
- AirPodsの接続状況を確認
- iPhone/PCの音量・サイレントモードを確認
- ZOOM参加時に「インターネット経由でオーディオ参加」を選択
- アプリを再起動/アップデート/再インストール
- PCのオーディオ設定・ブラウザ権限を確認
- AirPodsをリセット&再ペアリング
- 改善しなければ公式サポートへ
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