まず重要なのは、「メールのパスキー」はメールアドレスそのものに設定するのではなく、メールサービスのアカウントに設定するという点です。
例えば、
- Gmail → Googleアカウントのパスキー
- Outlook → Microsoftアカウントのパスキー
- Yahoo!メール → Yahoo! JAPAN IDの認証設定
- iCloudメール → Apple Accountの認証設定
という形になります。
メールアカウントにパスキーを設定する基本手順
① スマホやパソコンを準備する
まず、パスキーに対応した端末・OS・ブラウザを使用します。
スマホなら、
- Android
- iPhone
- iPad
などが利用できます。
そして、
PIN・パスワード・指紋認証・顔認証
などの画面ロック・本人確認方法を設定しておきます。
② メールサービスにログインする
例えばGmailならGoogleアカウント、OutlookならMicrosoftアカウントにログインします。
その後、
「アカウント」→「セキュリティ」
などの設定画面を開きます。
③ 「パスキー」を探す
セキュリティ設定の中から、
- 「パスキー」
- 「パスキーとセキュリティキー」
- 「パスキーを追加」
- 「パスキーを作成」
などの項目を探します。
サービスによって名称は違います。
④ 「パスキーを追加・作成」を選ぶ
パスキーの登録を開始すると、スマホやパソコンで本人確認を求められます。
例えば、
パスキーを作成
↓
指紋認証
↓
登録完了
という流れです。
指紋認証がない場合は、PINやパスコードなどを使える場合があります。
設定後はどうやってメールにログインする?
例えばGmailなら、
Gmailのログイン画面
↓
パスキーでログイン
↓
指紋・顔認証・PIN
↓
ログイン
という形になります。
従来の、
メールアドレス+パスワード
だけに頼る必要がなくなります。
「指紋認証」と「パスキー」は違う
ここは非常に重要です。
指紋認証=パスキー
ではありません。
例えば、
- 指紋認証 → 本人確認
- PIN → 本人確認
- パスキー → メールアカウントにログインするための認証情報
という関係です。
つまり、
指紋で本人確認して、パスキーを使用してメールアカウントにログインする
という仕組みです。
メールのパスキーはかなり重要
メールアカウントは、単なるメールの送受信だけではありません。
例えばメールアカウントが乗っ取られると、
- 他のサービスのパスワード再設定メールを盗まれる
- ネット通販のアカウントを乗っ取られる
- SNSアカウントの復旧手続きを悪用される
- 個人的なメールを読まれる
- 保存されている個人情報を見られる
などの被害につながる可能性があります。
そのため、重要なメールアカウントにはパスキーを設定する価値が非常に高いです。
ただし「パスキーを設定すれば絶対安全」ではない
パスキーはログインを強力に保護しますが、メールサービス側の情報漏洩などまで防ぐものではありません。
おすすめは、
パスキー
+
強力な端末ロック
+
2段階認証(利用できる場合)
+
OS・アプリの更新
+
フィッシング対策
という多重防御です。
メールサービス別に見ると
| メール | パスキーを設定する対象 |
|---|---|
| Gmail | Googleアカウント |
| Outlook | Microsoftアカウント |
| iCloudメール | Apple Account |
| Yahoo!メール | Yahoo! JAPAN ID |
| キャリアメール | 各携帯電話会社のアカウント・認証サービス |
| プロバイダーメール | プロバイダー側の対応状況による |
つまり、**「メールアプリにパスキーを設定する」のではなく、「そのメールを管理しているアカウントにパスキーを設定する」**と考えると分かりやすいです。
一番簡単な覚え方
メールアカウントのセキュリティ設定
→ パスキーを追加
→ 指紋・顔・PINなどで本人確認
→ 登録完了
です。


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