ニデック(Nidec)は、モーターを中心に世界中で事業を展開する日本の大手電機メーカーです。旧社名は「日本電産」で、2023年に社名を「ニデック」に変更しました。
ニデックは何を作っている会社?
一言でいえば、「回るもの・動くもの」を動かすモーターを作っている会社です。精密小型モーターから大型モーターまで幅広く手掛けています。
例えば、
自動車:電動パワーステアリング、電動ブレーキなどの車載モーター
エアコン・冷蔵庫・洗濯機:家電用モーターやコンプレッサー
パソコン・IT機器:冷却ファンなどの小型モーター
産業機械:工場などで使われるモーター
ロボット:ロボットを動かすためのモーター・関連部品
物流・農業機器
医療・ヘルスケア機器
電子・光学部品
など、非常に幅広い分野に製品を供給しています。
かなり身近な会社
ニデックの製品は完成品として「Nidec」と書かれているとは限りません。
例えば、エアコンや自動車などの内部に組み込まれているため、消費者がニデック製品だと意識しないまま使っているケースも多い会社です。
つまり、ソニーやパナソニックのような「完成品メーカー」というより、世界中のメーカーに重要な部品・装置を供給するBtoB企業という側面が強いです。
どれくらい大きい会社?
かなり巨大です。
2025年3月期の連結売上高は約2兆6,071億円、連結従業員数は約10万4,000人。東証プライム市場に上場しています。
また、世界約40カ国に300社以上のグループネットワークを展開しています。
ニデックの大きな特徴は「M&A」
ニデックを理解するうえで重要なのが**M&A(企業買収)**です。
創業以来、モーター関連の技術や販売網などを持つ企業を積極的に買収し、事業領域を拡大してきました。会社自身もM&Aを成長の重要な手段として位置付けています。
その結果、もともとは小型モーターが中心だった会社が、
小型モーター → 家電・産業用 → 車載 → ロボット・産業機器など
と事業範囲を大きく広げています。
なぜモーターが重要なの?
モーターは、電気エネルギーを回転・動力に変える部品です。
そのため、
「動くものにはモーターが必要」
というケースが非常に多くあります。
自動車、エアコン、冷蔵庫、洗濯機、ロボット、工場設備、IT機器など、現代社会にはモーターを使う製品が大量にあります。
ニデックは、この「モーター」という巨大な市場を軸にしているわけです。
EVとの関係も深い
ニデックは自動車向けにも力を入れており、EVなどの電動化によって需要が増える駆動用モーターや車載モーター関連製品も重要な事業分野です。事業分野には車載、ロボティクス、産業、家電などが並んでいます。
ただし、自動車の電動化が進めば必ずニデックの業績が伸びるという単純な話ではなく、自動車メーカーとの競争、EV市場の動向、モーターの価格競争なども影響します。
まとめ
ニデックを簡単に表現すると、
> 「世界中の機械や製品を動かすモーターを作っている巨大な日本企業」
です。
特に重要なのは、
京都発祥のグローバル企業
旧「日本電産」
モーターが最大の事業基盤
小型から大型まで幅広いモーターを扱う
自動車・家電・産業機械・IT・ロボットなど用途が非常に広い
M&Aを積極的に活用して成長
連結売上高は2兆円を超える
世界約40カ国・300社以上のグループネットワークを持つ
という点です。
【今さら聞けない】ニデックってなんなのさ【2026】
疑問


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