同じ地域でも、ガソリンスタンド(ガソスタ)によって ガソリン価格が数円〜数十円違うことがあります。これは不思議に感じる人も多いですが、実際には 仕入れ・経営形態・立地・競争など多くの要因で価格が変わります。ここではその理由を網羅的に詳しく解説します。
1. そもそもガソリン価格は自由価格
まず重要なポイントとして、日本のガソリン価格は 基本的に自由価格です。
つまり
- 国が値段を決めているわけではない
- 店舗ごとに価格を決められる
ただし税金などは共通です。
ガソリンに含まれる税金
- 揮発油税
- 地方揮発油税
- 消費税
この税金部分は全国共通ですが、販売価格の一部は各店舗が自由に設定できます。
2. 仕入れ価格の違い
ガソリンスタンドは、石油会社からガソリンを仕入れています。
代表的な石油会社
- ENEOS
- 出光興産
- コスモ石油
仕入れ価格は
- 契約条件
- 取扱量
- 取引関係
などで変わります。
つまり
同じブランドでも仕入れ価格が違うことがあります。
3. セルフかフルサービスか
ガソリンスタンドには大きく2種類あります。
セルフ式
- 客が自分で給油
- 人件費が少ない
→ 価格が安くなりやすい
フルサービス
- 店員が給油
- 窓拭きなどサービス
→ 人件費が高く価格も高め
4. 立地の違い
ガソリンスタンドは場所によって価格が変わります。
都市部
土地代が高い
→ ガソリン価格も高くなる
郊外・幹線道路
土地代が安い
大型店が多い
→ 安いことが多い
5. 競争の激しさ
近くにガソリンスタンドが多いと
価格競争
が起きます。
例
A店が170円
↓
B店168円
↓
C店166円
このように
値下げ競争
になります。
6. ガソリン販売量の違い
売れる量によっても価格が変わります。
大量販売店
- 1日販売量が多い
- 利益を薄くしてもOK
→ 安くできる
小さい店舗
- 販売量が少ない
→ 価格が高め
7. 会員割引・アプリ割引
最近は割引制度が多くあります。
例
- 会員カード
- アプリクーポン
- クレジットカード割引
例えば
表示価格 170円
会員価格 165円
など。
8. タンクの仕入れタイミング
ガソリンスタンドは
タンクに仕入れたガソリン
を販売しています。
仕入れ価格が
高いとき
↓
価格上がる
安いとき
↓
価格下げられる
そのため
同じ地域でも価格差が生まれます。
9. ブランドか無印か
ブランド店
- ENEOS
- 出光興産
など。
一方で
無印ガソリンスタンド
もあります。
無印店は
- 広告費が少ない
- 仕入れが安い
ため
価格が安いことが多いです。
10. サービスの違い
ガソリンスタンドは
ガソリン以外のサービスでも収益があります。
例
- 洗車
- 車検
- オイル交換
- 整備
整備収入が多い店は
ガソリンを安くして集客
することがあります。
まとめ
ガソリンスタンドごとに価格が違う主な理由
- 自由価格
- 仕入れ価格の違い
- セルフかフルサービス
- 立地
- 競争状況
- 販売量
- 会員割引
- 仕入れタイミング
- ブランドの違い
- サービス戦略
つまり
ガソリンスタンドは「コンビニやスーパーと同じく店ごとに価格が違う商品」
という仕組みです。


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