家の中が寒く「暖房をつけているのに底冷えする」「部屋ごとの温度差が大きい」と感じる場合、
原因は暖房能力不足だけでなく、冷気の侵入・断熱不足・熱の逃げ方にあります。
ここでは 原因 → 暖房を使わずできる対策 → 暖房が効かない理由 → 根本的な改善策 の順で、住宅全体を対象に詳しく解説します。
① 家の中が寒く・気温が低くなる主な原因
1. 窓・玄関からの冷気侵入(最大原因)
- 窓ガラスの断熱性能が低い
- サッシの隙間風
- 玄関ドアの気密不足
👉 冷気の7割以上は窓・玄関から
2. 壁・床・天井の断熱不足
- 古い住宅(特に築20年以上)
- 外壁・床下断熱が未施工または劣化
- コンクリート直張りで底冷え
3. 家の間取りによる影響
- 廊下が長い
- 吹き抜け・オープン階段
- 部屋数が多く暖気が分散
4. 日射不足
- 北向き・日陰
- 冬に直射日光が入らない
5. 換気による熱損失
- 24時間換気
- キッチン・浴室の換気扇
② 暖房を使わずにできる寒さ対策(即効性あり)
🔹 最優先対策(効果が大きい)
1. 窓の断熱強化
- 断熱シート・プチプチ
- 厚手カーテン(床まで)
- カーテンレール上部の隙間も塞ぐ
2. 玄関・廊下の冷気遮断
- 隙間テープ
- ドア下ブラシ
- のれん・カーテン
3. 床の底冷え対策
- 断熱シート+ラグ
- 厚手スリッパ
- キッチン・洗面所はマット必須
🔹 さらに効く対策
4. 家具配置で断熱
- 外壁側に
- 本棚
- タンス
- 冷気の直撃を防ぐ
5. 使わない部屋を閉め切る
- 暖房範囲を限定
- 冷気の発生源を減らす
③ 暖房を使っても暖まらない主な理由
1. 暖房能力が部屋に合っていない
- 畳数オーバー
- 天井が高い
- 断熱性能を考慮していない
2. 暖気が逃げている
- 隙間風
- 開放的な間取り
- 吹き抜け
3. 床付近が冷え切っている
- 暖かい空気は上へ
- 人がいる位置が寒い
4. 冷えた建材に熱を奪われる
- 壁・床・窓が「冷却装置」状態
④ 暖房が効かない時の正しい対策
🔥 効果的な暖房の使い方
1. 暖房エリアを限定する
- 家全体を暖めない
- 生活ゾーン集中暖房
2. 暖房の種類を使い分ける
- エアコン:空気を暖める
- パネル・オイルヒーター:体を暖める
- 電気毛布・こたつ:局所暖房
3. 空気を循環させる
- サーキュレーターで
- 天井の暖気を床へ
- 扇風機でも可(弱・下向き)
4. 換気のタイミングを工夫
- 暖房中は換気扇停止
- 短時間・集中的に換気
⑤ 根本的に寒さを改善したい場合
✔ 低コスト
- 二重カーテン
- 簡易内窓
- 隙間対策徹底
✔ 中〜長期対策
- 内窓(二重窓)設置
- 断熱リフォーム
- 高断熱ドアへの交換
⑥ まとめ(重要ポイント)
- 家が寒い最大の原因は
「窓・玄関からの冷気+断熱不足」 - 暖房の前に冷気を止める
- 全体暖房より生活ゾーン集中
- 床対策で体感温度は大きく変わる


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