エアコンのガス補充(冷媒充填)は、専門的な作業が必要なため、一般家庭では自分で行わず、信頼できる業者に依頼するのが基本です。
ここではどこでどうやって申し込みできるかを詳しく解説します。
✅ エアコンのガス補充はどこで申し込める?
① 家電量販店(設置・修理サービス窓口)
- ヤマダ電機、ビックカメラ、ケーズデンキ、エディオンなどの大手家電店では、エアコン設置後の修理・点検サービスを受付。
- 購入店舗でなくても、有償で修理・点検を依頼可能。
- ガス漏れの診断や補充も、設置工事部門が対応していることが多い。
📌 申込み方法:
- 店頭のサービスカウンター
- 各社公式サイトや電話窓口
② メーカー公式の修理窓口(ダイキン・パナソニックなど)
- エアコンの製造メーカーに直接依頼する方法。特に、保証期間内・メーカー特有の部品が使われている場合におすすめ。
- 訪問点検で冷媒ガス不足かどうかも含めて正確に診断してくれる。
📌 申込み方法:
- 各メーカーの公式サポートサイト
- 例:
- ダイキン → ダイキンコンタクトセンター
- パナソニック → 修理・点検受付
- 日立、三菱電機、富士通ゼネラルなども対応窓口あり
③ 街の電気屋・町工場・エアコン修理業者
- 地域密着型の業者。迅速で柔軟な対応が特徴。
- 多くの場合、ガス補充だけでなく、漏れチェックや修理もワンストップ対応。
- 個人経営のところも多いため、Googleマップや地域情報サイトで探すのが有効。
📌 申込み方法:
- 直接電話またはホームページのお問い合わせフォーム
- キーワード例:「エアコン ガス補充 ○○市」「空調設備 ○○市」
④ インターネットのマッチングサービス(全国対応)
🔹 くらしのマーケット
- 家庭向けサービスに特化した個人事業主や中小業者を比較・予約できるサイト。
- 「エアコン修理」「ガス補充」と検索すれば、対応可能な業者を一覧表示。
🔹 ミツモア
- 地域・内容を入力すると、最大5社から見積もりが届くマッチングサイト。
- 「ガスチャージ」や「ガス漏れ修理」にも対応する業者が多く、価格比較しやすい。
🔹 Zehitomo
- エアコン修理に対応する業者を全国から探せる。
- 専門性の高い業者が多いのが特徴。
⚠️ 自分でガス補充はできないのか?
原則として不可・非推奨です。
❌ 理由:
- 冷媒ガス(R32やR410Aなど)は高圧で、取扱に資格が必要(冷媒フロン類取扱技術者や第二種冷媒フロン類充填回収業者など)。
- ガスが漏れているまま補充すると再発・事故のリスク大。
- 専用工具(ゲージマニホールド、真空ポンプなど)と精密な計測が必要。
💰 ガス補充の費用相場(全国平均)
作業内容 | 料金の目安(税込) |
---|---|
点検費 | 3,000〜8,000円 |
冷媒ガス補充(R32/R410A) | 10,000〜25,000円程度 |
ガス漏れ修理(簡易) | 15,000〜40,000円程度 |
配管交換・溶接修理あり | 30,000〜60,000円超 |
※内容・出張費・地域によって変動あり。
📌 申し込み前に準備しておくべき情報
- エアコンのメーカーと型番(室内機と室外機の両方)
- 設置年・購入店(わかれば)
- 症状の内容(冷えない/風は出るがぬるい/途中で止まるなど)
- 保証期間の有無
- 設置状況(壁掛け/天井埋め込み/高所設置など)
✅ まとめ:ガス補充の申し込み方法一覧
方法 | 特徴 | 申込み |
---|---|---|
家電量販店 | 修理部門が対応、信頼性高い | 店頭・電話・Web |
メーカー公式 | 保証対応可、診断精度が高い | 各社Web・電話 |
街の業者 | フットワークが軽い、価格交渉可 | 直接連絡・口コミサイト |
ネットマッチング | 比較・見積りが簡単 | くらしのマーケット/ミツモア など |
🔧「ガス補充だけで済む」ことは少ない
- 多くの場合、「ガス漏れ」が根本原因。
- 本来はガスが抜けない密閉系のため、補充=どこかに問題があるサインです。
- 補充ではなく、漏れの修理 or 配管再接続が必要なことも多いです。
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