Apple Watchは防水・耐水設計ですが、金属パーツやバンドの水濡れ・汗・塩分・化粧品の影響で錆や変色が起こることがあります。
錆が進むと美観だけでなく、バンドの耐久性低下や肌トラブルの原因になるため、正しい対策が重要です。以下で詳しく解説します。
1️⃣ Apple Watch本体が錆びた場合の対策
Apple Watch本体はステンレススチールやアルミ、チタンなどの金属製ですが、
アルミやチタンは基本的に錆びにくく、錆はほとんど発生しません。
錆のリスクがあるのは主にステンレススチールケースや金属バンド(リンクブレスレット)です。
対処法
- 柔らかい布で汚れや水分を拭き取る
- 特に汗や水泳後の塩分を放置すると錆の原因になる
- ぬるま湯で軽く洗う
- スポーツ後の汗や塩分を洗い流す
- 乾燥させる
- 自然乾燥または柔らかい布で水分を拭き取る
- 錆が小さい場合
- ステンレス用のやわらかい金属磨きクロスで軽く磨く
- 研磨剤入りクリームは避ける(コーティングや塗装を傷める)
⚠️ 進行した錆や内部の錆は自分で直せないため、Appleサポートに相談することが推奨されます。
2️⃣ バンドが錆びた場合の対策
ステンレススチールバンド(リンクブレスレット)
- 水泳後や汗をかいた場合は必ず水で洗い流して乾燥
- 錆が小さい場合は柔らかい金属磨きクロスでやさしく磨く
- 錆が進行した場合は交換推奨
レザー・布バンド
- 水濡れによる変色や腐食が起こりやすいため、錆びる前に乾拭き
- 水や汗で湿った状態を放置しない
スポーツバンド(シリコン系)
- 基本的に錆びないが、金属のバックル部分に錆が出ることがある
- ぬるま湯で洗って乾かす
3️⃣ 錆びる原因と予防策
原因 | 詳細 | 対策 |
---|---|---|
汗や水泳後の塩分残留 | 金属に付着して腐食を促進 | 水ですすぎ→乾燥 |
高湿度環境 | 長時間放置で酸化が進む | 使用後は乾いた布で拭く |
化粧品・日焼け止め | 金属表面に残留して腐食 | 使用後は軽く拭く |
非純正バンド・接触部 | 密閉性が低く金属部が湿ったままになる | 純正バンドを使用、乾燥 |
傷 | 表面が傷つくと錆びやすい | 金属磨きクロスで軽く磨く |
4️⃣ 錆びた場合にやってはいけないこと
NG行為 | 理由 |
---|---|
強く擦る | 表面コーティングが剥がれ、錆が広がる |
研磨剤入りクリーム | コーティングや塗装を傷める |
分解して自分で錆除去 | 内部破損・保証対象外 |
5️⃣ 錆を防ぐ日常ケア
- 汗や水泳後は必ず洗う
- 乾いた布で水分を拭き取る
- 金属バンドは定期的に外して乾燥
- 化粧品・日焼け止めの付着を避ける
- 高温多湿で放置しない
6️⃣ まとめ
部位 | 錆対策 | 注意点 |
---|---|---|
本体ステンレススチール | 水洗い→乾燥→必要なら柔らかい磨きクロス | 研磨剤入りクリームはNG |
アルミ・チタン本体 | 基本的に錆びない | 塩分・汗は拭き取る |
金属リンクバンド | 水洗い→乾燥→軽く磨く | 錆が進行したら交換推奨 |
レザー・布バンド | 乾拭きのみ | 水濡れは変色・腐食の原因 |
シリコン・スポーツバンド | 水洗い→乾燥 | 金属バックルに注意 |
💡 ポイント
Apple Watchは金属部分が錆びることがありますが、日常の水洗いと乾燥、汗・塩分の除去で予防できます。
進行した錆や内部の腐食は自分で直せないため、Appleサポートや正規サービスプロバイダでの修理・交換が安全です。
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