AirPodsの充電ケースが水没した場合は、内部バッテリーや電子回路が水分によりショートするリスクがあるため、迅速かつ慎重な対応が必要です。以下に詳しく解説します。
1. まずやるべきこと:電源と安全確保
- すぐにケースからAirPodsを取り出す
- ケース内にAirPodsが入ったままだと、本体も水没して故障リスクが高まります。
- 充電や使用を即中止
- ケーブルを差しての充電や、AirPodsの再生は絶対に行わない
- 通電の可能性がある場合は安全な場所へ置く
- 金属や可燃物の上は避ける
2. 水分の除去(応急処置)
- ケースやAirPodsを柔らかい布で水分を拭き取る
- ケース内や端子部分の水分は乾いた綿棒や布で優しく拭く
- 自然乾燥
- ケースを通気性の良い場所に置き、少なくとも24時間以上乾燥させる
- ドライヤーの熱風や電子レンジでの乾燥は厳禁(バッテリーが爆発する可能性あり)
3. 使用・充電の確認
- 水没後は充電や使用をすぐに試さない
- 乾燥後でも、端子や内部回路が損傷している場合、発熱・発煙・焦げ臭が発生する可能性がある
- 異常があれば使用中止
4. Appleサポートでの対応
- 水没による故障は保証対象外の場合が多い
- ただしApple正規サービスプロバイダで診断・修理・交換が可能
- ケース単体の交換:約6,000〜8,000円
- AirPods Proケース:約8,000〜10,000円
- Appleサポートで相談し、安全に交換するのが推奨
5. 予防策
- 水濡れの可能性がある場所での使用を避ける
- 浴室、プール、雨天時など
- 防水ケースや専用カバーを使用
- 外装やヒンジへの水の侵入を防ぐ
- 充電中に水気がある場所に置かない
- 端子や内部に水が入らないよう定期的に確認
6. まとめ
- 水没したら即座に使用・充電を中止し、AirPodsを取り出す
- 柔らかい布で水分を拭き取り、自然乾燥
- 乾燥後も異常があれば使用中止、Appleサポートで診断・交換
- 予防策として水濡れ防止・防水カバー・使用環境に注意
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