【iPhone17・Air】物理SIMを廃止してもバッテリーは意外と大きくならない【eSIMは嫌だ】

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「物理SIMを廃止すればバッテリーが大きくなる」とよく言われますが、実際には意外と大きくできない理由があります。順を追って詳しく解説します。





1. 物理SIMスロットが占めるスペースは意外と小さい

  • nanoSIMスロットのサイズは 約12×8 mm、厚さは0.67 mm程度。
  • iPhoneや高性能Androidの筐体内部で見ると、バッテリーのサイズに与える影響はごくわずかです。
  • 例えば、iPhone 14(日本版)は物理SIMなしですが、バッテリー容量はiPhone 13と比較してわずか数%しか増えていません。

2. バッテリー容量を増やす制約は他にある

物理SIMスロットを廃止しても、バッテリーサイズは以下の制約で大幅に増やせません:

  1. 筐体の厚み・重量制限
    • スマホは手に持ったときの感触や重さが重要
    • バッテリーを大きくすると厚み・重量が増え、操作性や携帯性が悪化
  2. 内部部品の配置
    • SoC(プロセッサ)、カメラモジュール、スピーカー、アンテナなどが多くのスペースを占有
    • SIMスロットをなくしただけでは、他の部品の配置が優先され、バッテリースペースを大きくできない
  3. 熱設計の制約
    • 大容量バッテリーは発熱量が増える
    • 高性能SoCや5Gモデムとの間で熱管理が必要
    • スロットをなくしても放熱構造を確保する必要があり、バッテリーを無制限に大きくできない

3. 実際のiPhoneでの変化

  • iPhone 14(日本版)では物理SIMが廃止されました
    • バッテリー容量は iPhone 13より約3〜5%増加
    • 物理SIM廃止による効果はほとんど目に見えないレベル
  • バッテリー駆動時間の向上は主に SoCの省電力化・ソフトウェア最適化 によるもの





4. まとめ

  • 物理SIM廃止 = 大幅バッテリー増加 ではない
  • SIMスロットの占めるスペースは微小で、バッテリーサイズ増加にはほとんど寄与しない
  • バッテリー容量を大きくする制約は、
    1. 筐体の厚み・重量
    2. 内部部品配置
    3. 熱設計
      などが支配的
  • 実際の端末では、物理SIM廃止によるバッテリー増加は微小で、駆動時間改善は主に省電力技術に依存




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