「妻はほとんど蚊に刺されないのに、自分(旦那)ばかり刺される」という現象もよくあります。
結論から言うと、蚊は男性・女性で人を選んでいるのではなく、「蚊にとって見つけやすく、吸血しやすい人」を選んでいるためです。
蚊が人を見つける仕組み
蚊は主に次の情報を利用しています。
- 呼吸で出る二酸化炭素
- 体温
- 汗
- 皮膚のにおい
- 湿気
- 服の色
- 人の動き
つまり、血液型や性別だけで決まるわけではありません。
旦那ばかり刺される主な理由
① 体が大きく呼吸量が多い
一般的に男性は女性より体格が大きい傾向があります。
体格が大きいと
- 酸素消費量が増える
- 二酸化炭素排出量が増える
ため、蚊に発見されやすくなります。
蚊は二酸化炭素をかなり遠くから感知できます。
② 体温が高い
男性は筋肉量が多い傾向があり、
- 基礎代謝
- 発熱量
が高い場合があります。
蚊は温かい場所を好むため、
体温が高い人ほど狙われやすくなります。
③ 汗をかきやすい
蚊は汗そのものより、
汗によって皮膚表面に発生する化学物質に引き寄せられます。
例えば
- 乳酸
- アンモニア
- 脂肪酸
などです。
汗っかきな人は蚊に見つかりやすくなります。
④ 皮膚の常在菌の違い
人の皮膚には多数の細菌が住んでいます。
この細菌が汗や皮脂を分解して独特の体臭を作ります。
蚊はこのにおいを感知しています。
そのため、
同じ夫婦でも
- 旦那さんのにおいを好む蚊
- 奥さんのにおいを好む蚊
が存在します。
⑤ ビールやお酒を飲む
研究では、
アルコール摂取後に蚊に刺されやすくなる傾向が報告されています。
理由としては
- 体温上昇
- 発汗増加
などが考えられています。
晩酌後に刺されやすいと感じる人もいます。
⑥ 黒っぽい服を着ている
蚊は視覚も利用します。
特に
- 黒
- 紺
- ダークグレー
などの濃い色は見つけやすいとされています。
一方、
- 白
- ベージュ
- 薄いグレー
などは比較的目立ちにくいです。
血液型は関係するのか
「O型は刺されやすい」という話があります。
一部研究ではその傾向が示されていますが、
実際には
- 体臭
- 体温
- 発汗量
の方が影響が大きいと考えられています。
そのため血液型だけで決まるわけではありません。
妻も刺されているが反応が弱い可能性
非常によくあるケースです。
同じ回数刺されても、
- 旦那 → 大きく腫れてかゆい
- 妻 → ほとんど腫れない
ことがあります。
その結果、
「自分だけ刺されている」
ように感じる場合があります。
運動後は特に狙われやすい
運動すると
- 体温上昇
- 発汗増加
- 呼吸量増加
が起こります。
そのため
- ウォーキング後
- 草刈り後
- 庭仕事後
などは蚊の標的になりやすくなります。
蚊に刺されやすい人の特徴
比較的刺されやすい傾向があるのは、
- 体格が大きい
- 体温が高い
- 汗をかきやすい
- よく運動する
- お酒を飲む
- 黒い服を着る
- 屋外活動が多い
といった人です。
男性に多い特徴と重なるため、
「旦那ばかり刺される」という現象が起こることがあります。
対策
効果的な対策としては、
- 虫よけ剤を使う
- 明るい色の服を着る
- 汗をこまめに拭く
- 長袖・長ズボンを着用する
- 網戸や窓の隙間を確認する
- 庭の水たまりをなくす
などがあります。
まとめ
妻は刺されないのに旦那ばかり刺される主な理由は、
- 二酸化炭素の排出量が多い
- 体温が高い
- 汗をかきやすい
- 皮膚のにおいが蚊を引き寄せる
- お酒の影響
- 濃い色の服
- 刺された後の反応の差
などです。
つまり、蚊は「男性だから狙う」のではなく、二酸化炭素・体温・汗・体臭などの条件から、より見つけやすい人を選んでいるため、同じ夫婦でも「旦那ばかり刺される」ということが十分に起こり得ます。


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