料理で使われる**「少々」**は、日本語の分量表現の中でも特に誤解されやすい言葉です。
ですが、公式な目安・実際の量・使われる場面を押さえれば、迷わなくなります。
① 「少々」の正式な目安(基準量)
料理の分量表記では、一般的に
少々 = 小さじ1/8(約0.6ml)
が目安とされています。
これは
- 計量スプーンでは量れない
- 「指でつまむほどのごく少量」
という意味です。
📌 よく混同される単位との比較
- ひとつまみ:小さじ1/8〜1/6
- 少々:それよりやや少なめ
② 見た目で分かる「少々」
計量器がない場合の感覚的な基準です。
- 親指と人差し指で軽くつまんだ量
- 指先に薄く乗る程度
- パラッと振って数粒〜数滴
👉 「入れた感がほぼない」くらいが正解です。
③ 材料別の「少々」の実量イメージ
同じ少々でも、素材によって見え方が変わります。
● 塩の場合
- 0.3〜0.5g
- 料理全体の味を邪魔しない調整用
● 砂糖の場合
- 0.5〜1g
- 甘みの角を取る程度
● 醤油・酒など液体
- 数滴(5〜10滴)
- 香り付け・仕上げ用
④ どんな時に「少々」と書かれるのか
レシピで少々が使われる場面には特徴があります。
- 味を整える最終調整
- 下味の補助
- 臭み消し・香り付け
- 素材の味を引き立てる
👉 主役の味付けではなく、微調整です。
⑤ 「少々」と「適量」の違い
ここを混同すると失敗します。
| 表現 | 意味 |
|---|---|
| 少々 | ごく少量(量はかなり少ない) |
| 適量 | 味見してちょうどよい量 |
📌 少々は量の指示
📌 適量は判断の指示
⑥ 失敗しない使い方のコツ
- 少々は必ず最後に入れる
- 最初から入れない
- 足りなければ「もう少々」
👉 2回に分けるのが安全です。
まとめ(覚えておくべきポイント)
- 少々 ≒ 小さじ1/8
- 指でつまむごく少量
- 味の微調整・香り付け用
- 入れすぎると役割を超える


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