ダイソーやセリアなど100均で売られている「iPhone16 Plus用ケース」 に絞って、「場合によっては買わない方がいい理由」を詳しく整理してみますね。
◆iPhone16 Plusケースを100均で買わない方がいい理由
1. サイズ・フィット感の精度が甘い
- 「Plus」モデルは無印やProと微妙に寸法が違います。
- 100均ケースは「16/16 Plus 兼用」と表記されていることもあり、その場合は寸法が緩く、本体がケース内でガタついたり、逆にきつすぎて入れにくかったりします。
- カメラバンプ(出っ張り)が大きいモデルなので、穴位置が少しでもズレるとレンズを部分的に覆って写真がぼやけたり、フラッシュが反射して白く写ったりします。
2. 落下保護性能がほぼ無い
- Plus系は画面も大きく重量があるため、落としたときの衝撃が強いです。
- 100均ケースは基本的に薄いプラやソフトTPUなので、角から落下した場合は衝撃を吸収できず、画面割れや背面ガラス割れのリスクが高いです。
- 特に重い本体に対して「薄いケース1枚」で守るのは心許ないです。
3. 素材の問題
- 安価なTPUは短期間で黄ばむ、ベタつく、指紋汚れが落ちにくいなど劣化が早い。
- 内側の仕上げが粗いと背面ガラスに細かい擦り傷が入ることも。
- 安全基準が緩いため、強い化学臭や肌トラブルの原因になる場合もあります。
4. MagSafeやワイヤレス充電と相性が悪いことが多い
- iPhone16 PlusはMagSafeを使う人が多いですが、100均ケースはMagSafe対応がほぼありません。
- 厚みや金属パーツで充電が反応しにくくなる、磁力が弱まりアクセサリが落ちやすくなるなどの問題が出やすいです。
5. 発熱や放熱の問題
- 大画面モデルはバッテリーも大きいため発熱しやすいですが、安価ケースは放熱設計が考慮されていません。
- 長時間の動画視聴・ゲーム・充電時に熱がこもりやすく、バッテリー劣化を早める可能性があります。
6. 重量バランスに不向き
- Plusは重いため、ケースが薄いと持ちやすさや滑りやすさに直結します。
- 100均ケースはグリップ性能が低いことが多く、むしろ「落としやすくなる」場合があります。
7. 保証・耐久性に期待できない
- 割れ・欠け・変形が起きても返品・交換が難しいことが多いです。
- すぐ破損して買い替え→結果的にコスパが悪くなるケースもあります。
◆それでも買って良い場合
- 一時的な代用:旅行や修理中、応急で保護したいとき。
- 試用目的:色や質感を試したい、デザインだけ確認したい。
- サブ用途:子どもに渡す端末用や、落としても困らない場面用。
ただし「本体を長く安全に使いたい」場合には明らかに不向きです。
◆買う前に店頭で確認すべきチェックポイント
- 実機を入れてみてフィット感とカメラ穴位置を確認。
- ボタンの押しやすさ、充電ケーブルやスピーカーが塞がれていないか。
- MagSafe/ワイヤレス充電を使う予定なら厚みや金属パーツの有無を確認。
- 匂いが強くないかを嗅ぐ(化学臭が強い場合は避ける)。
- 内側の仕上げにバリや硬い突起がないか。
◆代替案(コスパ重視でおすすめな価格帯)
- 1,000円台:透明TPUやソフトケースでフィット精度が高い製品が多い。
- 2,000〜3,000円台:耐衝撃・MagSafe対応・ストラップホール付きなど機能的なケースが手に入る。
- **信頼できるブランド(Spigen, ESR, ELECOMなど)**なら耐久性・保護力が桁違い。
◆まとめ
iPhone16 Plusは 大きくて重いため落下ダメージが大きい機種です。
100均のケースは「安さ・手軽さ」は魅力ですが、
- フィット精度のズレ
- 保護力不足
- MagSafe非対応
- 素材劣化の早さ
といった問題があるため、本体をしっかり守りたい人は避けた方が良いです。
「仮のケース」や「試し使い」にはアリですが、メインケースとして長期使用はおすすめしません。
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