iOSをアップデートしたあとに iPhoneに不具合が出る ことは珍しくなく、症状によって原因と対策が変わります。不具合の例としては「動作が重くなった」「アプリが開かない」「Wi-FiやBluetoothが繋がらない」「バッテリーが減りやすい」「電源が入らない」などがあります。以下に詳しく整理します。
1. 基本対策
- iPhoneを再起動
- アップデート直後はキャッシュや設定の不整合で不具合が出やすいため、再起動で改善することが多いです。
- アプリの最新バージョンに更新
- App Storeでアプリを最新バージョンに更新
- iOSアップデート直後はアプリの互換性問題で動作しないことがあります
- ストレージ確認
- 設定 → 一般 → iPhoneストレージ
- 空き容量が少ない場合、動作が重くなったりアプリが落ちる原因になります
2. ネットワーク・通信系の不具合
- Wi-Fi / Bluetooth / モバイル通信が不安定
- 設定 → ネットワーク設定のリセット
- 設定 → 一般 → 転送またはiPhoneをリセット → 「ネットワーク設定をリセット」
- Wi-FiルーターやBluetooth機器の再起動も有効
- 設定 → ネットワーク設定のリセット
- テザリングが使えない
- モバイルデータ通信やキャリア設定の更新を確認
- 設定 → 一般 → 情報 でキャリアアップデートがある場合は適用
3. バッテリー・発熱の不具合
- iOSアップデート直後はバックグラウンドで最適化作業が行われるため、一時的にバッテリー消費が増えたり本体が熱くなることがあります
- 数時間〜1日で落ち着くことが多い
- 長時間過熱する場合は電源を切り、Appleサポートに相談
4. アプリの不具合
- アプリが開かない/クラッシュする
- アプリの再起動
- アプリの削除 → 再インストール
- データが必要な場合は 事前にバックアップ
- LINEやゲーム、YouTubeなど特定アプリの不具合
- App Storeや公式サイトでiOS対応バージョンを確認
- 開発者のアップデート待ちも必要な場合があります
5. 深刻な不具合・起動できない場合
- 強制再起動
- iPhone 8以降:音量アップ → 音量ダウン → サイドボタン長押し
- iPhone 7 / 7 Plus:音量ダウン + サイドボタン同時長押し
- iPhone 6s以前:ホームボタン + サイドボタン同時長押し
- リカバリーモード / DFUモードで復元
- iTunes / Finderに接続して「アップデート」や「復元」を試す
- DFUモードは最終手段(初期化されるのでバックアップ必須)
6. 最終手段
- すべての設定をリセット
設定 → 一般 → 転送またはiPhoneをリセット → 「すべての設定をリセット」- データは消えませんが、ネットワーク・通知・表示設定が初期化されます
- Appleサポートに相談
- ハードウェアの不具合やiOS特有のバグの可能性があります
✅ まとめ
- iPhone再起動 → アプリ更新 → ストレージ確認
- ネットワーク不具合 → ネットワーク設定リセット / キャリア設定更新
- バッテリーや発熱 → 数時間様子を見て改善しなければAppleサポート
- アプリ不具合 → 再起動・削除→再インストール・バックアップ確認
- 起動不可・リンゴループ → 強制再起動 → リカバリーモード / DFUモード
- 最終手段 → すべての設定リセット or Appleサポート
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