カルテルとは、簡単にいうと、本来は競争するはずの会社同士が、相談して価格や販売量などを取り決めることです。
カルテルの代表例
例えば、A社・B社・C社という3社が同じ商品を販売しているとします。
本来なら、
– A社「100円にします」
– B社「うちは90円にします」
– C社「じゃあ80円で」
というように、価格競争が起こります。
ところが3社が裏で相談して、
> 「3社とも120円以上で販売しよう」
と決めてしまうと、これが価格カルテルです。
消費者からすると、安い会社を選べなくなり、競争によって価格が下がる機会が失われます。
カルテルで取り決められるもの
価格だけではありません。
– 販売価格を決める
– 販売数量を制限する
– 生産量を調整する
– 販売地域を分ける
– 「この会社はこの顧客を担当する」などと顧客を分ける
– 入札で誰が落札するかを事前に決める(入札談合)
などがあります。
なぜ問題なのか
カルテルは、企業同士が競争しなくなるため、
企業間の競争が弱くなる → 価格が下がりにくくなる → 消費者が不利益を受ける
という問題があります。
そのため日本では、原則として独占禁止法で禁止されています。
「会社同士で話し合う=全部カルテル」ではない
ここは重要です。
企業同士が、
– 技術について共同研究する
– 安全基準について情報交換する
– 業界の問題について意見交換する
といったことまで、すべて違法になるわけではありません。
問題になるのは、競争を実質的に制限するような取り決めをすることです。
カルテルが発覚すると?
公正取引委員会による調査・処分の対象となり、場合によっては企業に対して課徴金納付命令などが行われます。
また、悪質なケースでは関係者が刑事責任を問われる可能性もあります。
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一言でまとめると
カルテル=「競争相手同士が、本来競争すべきところを相談して、価格・販売量・顧客などを取り決めること」
です。
特に「価格を下げたくないから、競合企業と相談して価格を合わせる」というのが典型的なカルテルです。
【今さら聞けない】カルテルとは?どういう意味なの?【ビール】【2026】
疑問

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