レストランが寒く、気温が低く感じる原因と、暖房を使っても暖まらない場合の対策を、店舗構造・運営事情・利用者視点の両面から詳しく解説します。
レストランが寒くなりやすい主な原因
① 出入口の開閉が多い
- 回転率を重視するため、自動ドアや手動ドアが頻繁に開閉
- 外気が直接ホールに流れ込む
- 入口付近・窓際席は特に寒い
② 天井が高く、空間が広い
- 開放感重視の内装が多い
- 暖気は天井に溜まり、客席の足元が暖まらない
- 吹き抜け・ロフト席があると顕著
③ 換気量が多い(飲食店特有)
- 法令・臭気対策で常時換気が必須
- キッチンの強力な排気で外気が吸い込まれる
- 冬でも冷たい外気が入る構造
④ 空調設定が「料理・作業優先」
- 厨房は火を使うため温度が高い
- ホール側はそれに合わせて低め設定になりがち
- 従業員基準で客席が寒くなることが多い
⑤ 床・窓・壁からの冷え
- タイル・石床は冷えやすい
- 大きなガラス面から冷気が侵入
- 床暖房がない店舗では足元が特に冷たい
⑥ 冷房・除湿が誤作動している
- 冬でも空調が自動運転で冷房に切り替わる
- 除湿運転が体感温度を下げる
- 特に業務用エアコンで起きやすい
レストランが寒い時の基本的な対策(利用者向け)
① 席選びが最重要
- 避けるべき席
- 入口正面
- 窓際
- エアコン直下
- 比較的暖かい席
- 壁際
- 店舗中央
- ソファ席(床冷えを感じにくい)
② 服装・小物での防寒
- 薄手の羽織もの(カーディガン・ストール)
- ひざ掛け(多くの店で貸出あり)
- 足元冷え対策(厚手靴下)
③ 温かいメニューを活用
- スープ・鍋・グラタン
- 温かい飲み物(白湯・紅茶)
- 体内から体温を上げるのが効果的
暖房を使っても暖まらない時の対策(店舗側)
① 空気を循環させる
最も効果が高い対策
- サーキュレーターで天井の暖気を下ろす
- 客席方向に風を当てない配置がポイント
- 天井扇・シーリングファンも有効
② 換気と暖房のバランス調整
- 換気扇の風量を時間帯で調整
- ピーク時とアイドルタイムで設定変更
- 全排気→給気バランス型に見直す
③ 入口の冷気対策
- エアカーテン設置・風量強化
- 風除室・二重ドア
- 厚手のマットやカーテンで冷気遮断
④ 足元・局所暖房の導入
- 遠赤外線ヒーター
- パネルヒーター
- 床下ヒーター(後付け可能な場合あり)
⑤ 空調設定の見直し
- 自動運転をやめ、暖房固定
- 風向きを下向きに調整
- 開店前から暖房を稼働させ、躯体を温める
それでも寒い場合の現実的な対応
- 飲食店は
- 換気義務
- 厨房との温度差
- コスト制約
で完全な暖房は難しい
👉 そのため
「席配置」「局所暖房」「個人防寒」の組み合わせが現実解です。
従業員向けの追加対策
- ユニフォームのインナー強化
- 立ち仕事用の防寒インソール
- 冷える時間帯(開店直後・閉店前)を把握して対策
まとめ
- レストランが寒い原因は
出入口・換気・天井高・床冷え・空調設定 - 暖房が効かないのは構造と運営上の制約
- 対策は
空気循環+入口対策+足元対策+席選び


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