震度6強は6弱などより弱い?強い?

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つらい 〇〇って危険?


「震度6強(ろくきょう)」と「震度6弱(ろくじゃく)」は、どちらも震度6の範囲に入りますが、
その中で「6強」は6弱よりも明確に強い揺れを意味します。
以下で、震度6弱と6強の違いを詳しく解説します。







🔹 震度6弱と6強の関係

日本の震度階級は、次のように定められています。

> 震度0・1・2・3・4・5弱・5強・6弱・6強・7



つまり、
**震度6強は「震度6弱よりも一段階上」**の揺れであり、
震度7の一歩手前です。




🔹 震度6弱と6強の主な違い(比較表)

比較項目 震度6弱(Seismic Intensity 6 Lower) 震度6強(Seismic Intensity 6 Upper)

揺れの強さ かなり強い 極めて強い(6弱より明らかに強い)
加速度(PGAの目安) 約250〜450ガル 約400〜800ガル(※地域差あり)
人の感じ方 立っているのが難しい。動くのが困難。 立っていられず、這わないと動けない。
室内の様子 固定していない家具が倒れる。棚の物が落下。 家具がほぼ全て倒れる。大型家具も移動。
建物の被害 古い木造家屋で壁や瓦が落ちる。 旧耐震の建物では倒壊の危険。耐震でも損傷大。
屋外の様子 ブロック塀が崩れることがある。 塀・道路・地盤などに深刻な損傷が出る。
ライフライン 一部で停電や断水が起きる。 広範囲で停電・断水・通信障害が発生。





🔹 揺れのイメージ(体感の違い)

震度6弱:
家の中で立っていると、よろける程度。家具が倒れ始める。
揺れは非常に強いが、倒壊まではいかないことが多い。

震度6強:
立っていられず、這わないと動けない。
家具が飛ぶ、ガラスが割れる、建物が傾くなど、
「命に関わる被害」が出るレベル。








🔹 建物被害の具体例

建物タイプ 震度6弱 震度6強

木造住宅(旧耐震) 壁・瓦の崩落、半壊 倒壊・全壊の可能性
木造住宅(新耐震) 壁のひび・ドア変形 部分的な倒壊・柱の損傷
鉄筋コンクリート建物 ひび・天井落下 一部崩壊や非構造部材の脱落





🔹 まとめ

比較 結論

強さの序列 6弱 < 6強 < 7
被害の大きさ 6強は6弱よりも1ランク上の危険度
揺れの体感 6弱は立てないが耐えられる。6強は「制御不能」。
建物被害 6強では倒壊や火災のリスクが高い。





🧭 簡単に言うと…

> 🔸 震度6弱:非常に強い揺れ(家具が倒れる)🔸 震度6強:極めて強い揺れ(建物が倒れる危険)







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