【iPhone17】eSIMの再設定方法を詳しく解説【スマホ・Android・iPhone・iPad】

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ここでは「**eSIMを再設定(入れ直し・入れ替え)**したい」状況を想定して、準備 → ケース別手順(iPhone / Android)→ 仕上げ設定 → トラブル対処の順で、実務的にまとめます。





0. 再設定の前に:必ず準備するもの

  • 安定したWi-Fi(設定中はモバイル通信が使えないことが多い)
  • QRコード or アクティベーション情報
    • 例:SM-DP+アドレスアクティベーションコード、(必要なら)確認コード
    • ※QRは一度きりのことが多く、期限がある場合も。再発行可否はキャリア次第。
  • 端末情報:EID/IMEI(キャリア側で求められることあり)
  • 契約の確認:その回線がeSIM再発行に対応しているか、音声/データの種別ローミング可否

1. どの「再設定」かを切り分ける

  1. 同じ端末で入れ直す(誤削除・OS更新後に消えた等)
  2. 別の端末へ移す(機種変更)
  3. 初期化した端末で入れ直す
  4. 他社プランに乗り換え(MNP)で再設定
    → いずれも基本はキャリアからプロファイルを再取得→端末に追加です。

2. ケース別:再設定の手順

A. 同じ端末に「入れ直す」

iPhone

  1. 不要な残骸プロファイルを削除:設定 › モバイル通信 › 対象回線を削除
  2. 再起動
  3. eSIMを追加:設定 › モバイル通信 › モバイル通信プランを追加
    • QRコードを読み取り or 「詳細情報を手動で入力」(SM-DP+等)
  4. 追加後、デフォルト音声回線モバイルデータに使う回線を選択
  5. 格安SIM等はAPNを入力(設定 › モバイル通信 › モバイルデータ通信ネットワーク
  6. 念のため再起動




Android(Pixel/Galaxy/Xperiaの共通イメージ)

  1. 残っている同名プロファイルを削除:設定 › ネットワークとインターネット › SIM
  2. 再起動
  3. eSIMを追加:設定 › ネットワークとインターネット › SIM › SIMを追加
    • QR読み取り or 手動入力(SM-DP+等)
  4. 通話用/SMS用/データ用にどの回線を使うかを指定
  5. 必要ならAPNを手動追加(設定 › モバイルネットワーク › APN
  6. 再起動

B. 別の端末へ「移す」(機種変更)

多くのキャリアでは、旧端末のeSIMはそのまま移せず「再発行(再ダウンロード)」が必要。
一部のiPhoneはeSIMクイック転送
に対応。Androidは基本的に再発行が確実。

iPhone → iPhone(クイック転送対応なら)

  1. 新旧iPhoneを近づけ、Wi-Fi/BTオン
  2. 新iPhone:設定 › モバイル通信 › eSIMを設定近くのiPhoneから転送 を選択
  3. 画面指示に従い承認 → 転送完了
  4. うまくいかない場合はキャリアで再発行→QR/手動で追加

iPhone/Android 共通(再発行で移す)

  1. 旧端末のeSIMは削除or無効化(誤作動防止。削除前に必ず再発行準備)
  2. キャリアのマイページ/アプリ/ショップeSIM再発行を申請
    • 一部はEID(新端末のeSIM ID)登録が必要
  3. 新端末でQR読み取り/手動入力して追加
  4. 通話/データ/APNを設定 → 再起動
  5. 旧端末側に残骸があれば削除





C. 初期化後に「入れ直す」

  • 初期化でeSIMが消えた場合は、Bの再発行手順に準じます。
  • 先にOS/キャリア設定を最新化してからeSIMを追加すると成功率が高いです。
    • iPhone:設定 › 一般 › ソフトウェアアップデート / 情報(キャリア設定)
    • Android:設定 › システム › システムアップデート

D. MNP(他社へ乗り換え)での再設定

  1. MNP予約番号を取得 → 乗り換え先でeSIM契約
  2. 乗り換え先キャリアからの**eSIM案内(QR/手動情報)**で新端末に追加
  3. 開通手続きを実行(Web/アプリの「開通」ボタン等)
  4. APN/通話設定/再起動
  5. 旧回線のeSIM/物理SIMを削除

3. 仕上げ設定と確認ポイント(共通)

  • デフォルト音声回線:電話アプリで使う回線を指定
  • モバイルデータ:どの回線でデータ通信を行うか指定
  • VoLTE/5G/ローミング:必要に応じてON
  • APN:自動で入らない場合はキャリア指定値を手動入力
  • iMessage/FaceTime/連絡先の自分の番号:番号の反映を確認(iPhone)
  • テスト
    • 発信/着信、SMS送受信、データ通信(Web表示)
    • 圏外固定時は機内モードON→10秒→OFF、再起動も実施





4. つまずきやすい点と対処

症状 よくある原因 対処
QRが無効/読み取れない 期限切れ・一度使用済み・画質劣化 再発行依頼/手動入力(SM-DP+等)
ダウンロード/インストール失敗 公共Wi-Fi/VPNで遮断・OS/キャリア設定が古い・プロファイル上限 別Wi-Fi・VPN/プロキシOFF・OS更新古いeSIM削除
通話不可(データ/SMSは可) デフォルト通話回線未指定・VoLTE無効・音声非対応プラン 通話回線指定VoLTE ON音声プラン確認
データだけ不可 APN未設定/誤設定・データ残量/制限 APN手動残量/速度制限確認
圏外のまま 開通未完了・周波数/端末非対応・ロック 開通操作、対応バンド/端末確認、SIMロック解除
機種変更で進まない EID紐付けが旧端末のまま マイページ/サポートでEID更新→再発行

5. それでもダメな時にやること(効率重視)

  1. ネットワーク設定リセット
    • iPhone:設定 › 一般 › 転送/リセット › ネットワーク設定をリセット
    • Android:設定 › システム › リセット › ネットワーク設定のリセット
  2. キャリアに再発行/開通状況を確認(エラー文言・EID/IMEI・端末/OSを伝えると早い)
  3. 別端末で試す(プロファイル/契約の問題か、端末依存か切り分け)

6. ミスを防ぐコツ(予防策)

  • **削除ではなく「無効化」**で残す(再利用の余地を確保)
  • 旅行や出張前は物理SIMを温存 or 予備回線を確保
  • OS大型アップデート直後は、既知不具合情報の確認後に実施
  • QR・手動コードは安全に保管(画質劣化を避け、文字列でも控える)

まとめ(超短縮フロー)

  1. Wi-Fi接続 → 2) QR/手動でeSIM追加 → 3) 通話/データの回線指定 → 4) APN入力 → 5) 再起動&テスト
    うまくいかなければ、古いeSIM削除・OS更新・ネットワークリセット・再発行の順で絞り込みましょう。




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