「7のつく日」(毎月7日・17日・27日)は、パチンコ・パチスロユーザーの間で「当たりやすい日」として意識されることが多いですが、これは**“当たりやすく感じる”要素があるだけで、実際の抽選確率やスペックが変わるわけではありません**。
ただし、ホール側の設定や釘調整次第では、実質的に“当たりやすくなる”店舗も存在します。以下に詳しく解説します。
【1】「7のつく日=当たりやすい」とされる背景
● ① パチンコ・パチスロ業界における“ゾロ目”や“縁起”の演出
- 「7」はスロットのリール絵柄でも特別な役割(7揃い=大当たり)があるため、ユーザーから縁起の良い数字とされている。
- 「7のつく日」というだけで、イベント感があり、ユーザーが集まりやすい。
● ② 有名チェーン(例:マルハン)による「7のつく日=特定日」の印象づけ
- マルハンでは長年「7のつく日」を特定日として強化してきた経緯がある。
- その結果、「全国的に7のつく日は出る」というイメージが定着。
- 一部の他チェーン店でも便乗して7のつく日に設定を入れることがあり、ユーザーの期待感が強まる。
● ③ 過去の傾向で“出していた日”が多いため
- 実際に、ホールの営業戦略として「7のつく日」に設定を上げて集客を図るケースがある。
- 特にスロットでは、設定5・6の投入が多く見られることもある。
- パチンコでも一部機種(人気のミドルタイプなど)で釘を開けている場合がある。
【2】「当たりやすい」というのは確率的に正しいのか?
要素 | 実際 | 解説 |
---|---|---|
パチンコ台の大当たり確率 | ❌変わらない | スペック(確率)は固定で、日によって変わらない |
スロットのボーナス確率 | ✅変わる可能性あり | 設定により確率が変わる(例:設定6なら当たりやすい) |
店側の運用 | ✅日によって変わる | 特定日に設定や釘を変えるのはホールの裁量次第 |
つまり、「当たりやすいかどうか」は店側の設定投入・釘調整がされているかどうかによって変わるというのが正しい理解です。
【3】「当たりやすい」と感じやすい理由(錯覚も含む)
● 来店者数が多く、稼働率が高いため
- 7のつく日はユーザーが多く集まるため、「当たりが多い」「出ている台が多い」と感じやすい。
- これは「実際に出ている台の数」が多いだけで、「確率が上がっている」わけではない。
● 一部の“見せ台”で出玉を演出している
- ホール側が特定機種やコーナーに高設定を入れて、“出ている感”を演出している。
- 結果として「全体が出ているように錯覚する」ケースがある。
【4】店や地域によって「当たりやすさ」の差が大きい
店舗タイプ | 7のつく日の特徴 | 期待度 |
---|---|---|
マルハンなど大手チェーン | 特定日として強化する傾向 | 高め |
地元密着の中小店舗 | 通常営業と大差なしのことも | 低め |
過去に実績がある有名店 | 機種単位で強くなる可能性あり | 中〜高 |
【5】ユーザーにとっての“当たりやすさ”は立ち回り次第
- 抽選に参加 → 良番が取れた → 高設定らしき台を確保できた
→ 実質「当たりやすい」となる - 抽選で悪番 → 狙い台に座れない → 通常営業の台に座る
→「当たらない」「いつもと変わらない」印象に
つまり、同じ店でも「当たりやすさ」は個人によってまったく違う体験になるのです。
【6】まとめ:「7のつく日」は当たりやすいのか?
観点 | 評価 | 詳細 |
---|---|---|
台の仕様が変わるか | ❌ | 確率そのものは変わらない |
店によって設定が上がる可能性 | ✅ | 特定店では当たりやすくなる環境を作る |
全体的に見て当たりやすいか | △ | ホール選び・抽選結果・台選びに依存 |
一般ユーザーが勝ちやすいか | △〜❌ | 情報・経験がないと“出てる店”を見抜けない |
✅結論:
「7のつく日」が当たりやすいかどうかは、ホールの営業次第であり、全体的な確率が上がるわけではない。ただし、特定の優良店では実際に設定が入って“当たりやすくなる環境”が整っている場合もあるため、立ち回り次第では期待値を持てる日でもある。
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