パチンコやパチスロにおいて、7月7日(ゾロ目の日)に前夜から並んだり、早朝から長時間並ぶことの是非や価値については、「微妙である」と言わざるを得ません。その理由を以下で多角的に、かつ現実的に詳しく解説します。
【1】“並ぶ価値が微妙”な主な理由
● ①「全てのホールが出すわけではない」
- イベント規制以降(2011年〜)、ホール側はあからさまな設定示唆やイベント告知ができなくなった。
- そのため「7月7日=確実に出す日」とは限らず、あくまで“出す店”と“出さない店”に二極化している。
- つまり、「並ぶ価値があるのは、ごく一部の店に限られる」。
● ②期待して並んでも、抽選次第で良台に座れないことが多い
- 人気ホールでは、7/7は数百人〜千人規模の抽選になることもある。
- 例:朝6:00から並んで抽選を受けたが、整理券番号が600番で台に座れなかった……というケースも。
- 結果、「長時間並んだのにリスクだけが残った」という人も多い。
● ③「7月7日=設定6だらけ」というのは幻想
- 実際には、高設定を使っているのはごく一部の機種・台数のみで、
- 残りの多数は設定1〜3など低設定も多い。
- 出玉感を出すための「見せ台」はあるが、それに座れるかは運次第。
- 並ぶことによるリターンの期待値がそこまで高いとは言いがたい。
● ④体力・時間コストに見合わない可能性が高い
- 前日深夜から場所取り or 始発で並ぶ → 朝から閉店まで実戦 → 勝てなければ「丸1日ムダ」
- パチンコ・パチスロの勝敗はどれだけ良い台に座れても、ヒキ次第で荒れる。
- 並んだ上で台に座れても、一日中回してマイナス収支も珍しくない。
- 体力的にも精神的にもかなりの負担がかかる。
【2】“微妙”だけど“狙う価値がゼロ”ではない場合もある
● ①優良店+傾向分析済みなら、狙う余地あり
- 過去の傾向から、
- 「毎年7/7は番長シリーズに設定6が複数台入っていた」
- 「パチンコは北斗無双・牙狼の釘がゆるめだった」
など、店と機種の傾向を読み切っている玄人プレイヤーにとっては戦略的な狙い目になることもある。
● ②地方店舗で並びが少ない場合
- 地方の店舗など、そもそも朝の並びが数十人規模で済む場所であれば、抽選勝負のストレスが減り、狙う価値も少し上がる。
【3】「長時間並ぶ価値」は人によって大きく異なる
タイプ | 並ぶ価値の評価 | 理由 |
---|---|---|
パチプロ・専業 | △(狙い台を絞れれば◯) | 店の傾向と機種を把握し、台取り勝負で勝てればアリ |
兼業(週末だけ) | △〜❌ | 並びや抽選運の要素が強く、無理して行っても期待値は不安定 |
初心者・ライト層 | ❌ | 並ぶだけで疲れて終わるリスクが高く、おすすめできない |
【4】まとめ:並ぶ価値は“微妙”なのが現実
観点 | 評価 | 解説 |
---|---|---|
店全体が出すか | ❌ | 出す店・出さない店に差が大きい |
並べば良台に座れるか | ❌ | 抽選運や立ち回り次第で不安定 |
並んだ労力が報われるか | ❌〜△ | 労力に対する期待値は低め |
狙い目が読めている人は? | △〜◯ | 条件が揃えば“狙う価値あり” |
✅結論:
7月7日に前夜や早朝から長時間並ぶのは、よほど狙い台・店・立ち回りに自信がある人でなければ、コストに見合わない“微妙”な行動。初心者やライト層にはおすすめできない。
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