リチウム電池が膨らんでいる状態は、内部でガスが発生して電池が変形している非常に危険なサインです。
この状態の電池も「壊れた電池」の一種で、回収は原則可能ですが、取り扱いには特別な注意と手順が必要です。
🔵【膨らんだリチウム電池とは？】
- 内部の化学反応が異常に進み、ガスが発生して電池ケースが膨張。
- 放置すると発火や破裂のリスクが高まる。
- 通常の平らな形状から明らかに変形している。
✅【膨らんだリチウム電池は回収してもらえるか？】
| 状態 | 回収の可否 | 詳細 |
|---|---|---|
| 膨らんでいるが液漏れや発火はない | ◯ 回収可能 | 安全に絶縁処理（端子にテープ貼り）し、回収窓口に持ち込み。 |
| 膨張に加えて液漏れ・異臭がある場合 | ⚠️ 状況により回収可能だが要相談 | 自治体や回収業者へ事前に連絡し、指示に従う必要あり。 |
| 発火・焦げ・変色している場合 | ✖️ 回収不可 | 消防署や専門業者へ連絡。自己処理厳禁。 |
⚠️【膨らんだ電池の回収に出す際の注意点】
| ポイント | 対策 |
|---|---|
| ⚡ ショート防止 | 端子に絶縁テープ（ビニールテープなど）を貼る。 |
| 📦 安全な保管 | 他の金属物や電池と接触しないように、プラスチック容器や袋に入れる。 |
| 🏪 持ち込み先 | 家電量販店の回収カウンターや自治体の小型家電回収窓口に事前に連絡して持参。 |
| 📞 事前相談 | 膨張が大きい場合は、回収先に電話などで相談する。 |
🔄【どこで回収してもらえる？】
- 家電量販店のリチウムイオン電池回収BOX（小型充電池回収BOX）
→ 膨張が軽度の場合は多くの店舗で受け入れ可能。 - 自治体の小型家電回収所
→ 膨張電池の取り扱いに対応している場合あり。事前確認必須。 - メーカーや販売店の回収サービス
→ 一部メーカーで膨張電池の引き取り対応あり。問い合わせ推奨。
🚨【膨らんだリチウム電池の危険性】
| リスク | 説明 |
|---|---|
| 発火・爆発リスク | 内部ガスが増え、外部圧力や衝撃で破裂・発火する可能性が高い。 |
| 火災事故の原因 | ごみ収集車や処理施設内で火災が多発している。 |
| 環境汚染 | 電解液の漏出は環境や人体に悪影響。 |
📝【まとめ】
| 質問 | 回答 |
|---|---|
| 膨らんだリチウム電池は回収してもらえる？ | ✅ 膨張程度によるが基本的に回収可能。ただし安全対策が必須。 |
| そのまま回収BOXに入れていい？ | ⚠️ 軽度膨張ならOKだが、膨張が大きい場合は事前に相談が必要。 |
| どうすればいい？ | ✅ 端子を絶縁し、他物と接触させず、信頼できる窓口に持ち込む。事前相談推奨。 |
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