パチンコで「通常時や時短ではよく当たるのに、ST(確変突入後の特別な時短状態)になると全然当たらず、駆け抜けてしまう」という現象が起こることについて、これが「遠隔操作(遠隔)」なのかどうかを詳しく解説します。
1.まず「遠隔操作」とは何か?
- 遠隔操作とは、パチンコ店やメーカー側が電子制御や通信を使って、特定の台の当たりを意図的に操作することを指します。
- 日本の法律では遠隔操作は違法であり、摘発の対象となります。
- 実際には厳しい監視体制や検査があるため、大手のパチンコ店で遠隔をしている証拠はほとんどありません。
2.通常時や時短でよく当たるのにSTで当たらず駆け抜けるのはなぜ?
● パチンコの確率の仕組みと仕様によるもの
- 通常時の当たり確率とST中の当たり確率は機種によって異なります。
→ 時短(短時間の時短モード)はSTより当たりやすい場合もありますし、その逆もあります。 - STは一定回転数内での当たりを狙うモードですが、確率は「あくまで確率」なので、連続して当たらないことも普通にあります。
→ これを「駆け抜ける」と呼びます。 - 短期的には確率の波があり、通常時・時短で連続して当たることもあれば、ST中に全く当たらず終わることもあります。
● 大当たりの偏り(確率のブレ)
- 確率とは長期的な平均値なので、短期間で「当たりやすい」「当たりにくい」が偏ることは普通にあります。
→ これは確率の揺らぎ(統計学的に言う「ブレ」)で、遠隔とは無関係です。
3.遠隔の可能性は極めて低い理由
- 現行のパチンコ台はすべて国の検定を受け、機械割や確率が厳しく管理されています。
- 遠隔操作が疑われる場合、パチンコ台は警察や第三者の検査で定期的にチェックされます。
- 店舗が不正な遠隔を行うと営業停止や摘発リスクが非常に高い。
4.実際に考えられる原因
- 単なる確率の偏り・運の悪さ
- 自分の心理的な錯覚や記憶の偏り
→ STは集中する時間帯で、外れると印象に残りやすい。 - 台のスペックや演出の違い
- 店の釘調整や設定による影響(遠隔とは別の「出玉調整」)
5.まとめ
ポイント | 内容 |
---|---|
通常時や時短でよく当たる理由 | 確率の波・仕様によるもの |
STで当たらず駆け抜ける理由 | 確率の偏りや機械仕様、運の影響 |
遠隔の可能性 | 極めて低い(法律違反で摘発リスク大) |
対策 | 確率を理解し、感情的にならず遊ぶことが重要 |
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