ナンバープレートの取り付け時に「ネジが短くて届かない、固定できない」という問題もよく起こります。これはナンバーフレームを付けた場合や車種ごとの構造の違いによって発生します。以下に、原因から具体的な対策・対処法まで詳しく解説します。
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【1】ネジが届かない・長さが足りない原因
● ナンバーフレームや装飾プレートを付けている
→ 標準のネジ長(M6×16mm)では足りなくなることがあります。
● ナット受け部が奥まっている構造の車
→ 一部の外車や特殊車両では、ネジの届く距離が深く設定されています。
● 複数のスペーサー・ゴムワッシャーを使っている
→ 緩衝材をかませすぎて、ネジが届かない場合があります。
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【2】対処法とおすすめのやり方
【A】長めのネジに交換する
■ 基本の対処法
ネジの**径(M6)とピッチ(1.0)**を同じにして、**長さだけ長いもの(20~30mmなど)**を購入。
ホームセンターやカー用品店、またはネット通販で簡単に入手可能。
■ 注意点
長すぎるネジは車体内に干渉する可能性があるので、必要な長さを事前に測る。
特にリアのナンバーは、内部に配線が通っていたりするので注意。
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【B】スペーサーやナンバーフレームの見直し
■ 不要なスペーサーを外す
飾り目的のスペーサーや厚みのあるフレームは取り外してみる。
ネジが標準サイズで足りるように調整。
■ スリムなフレームに変更
厚みの少ないナンバーフレームに変えるだけでも効果があります。
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【C】延長ナットやロングカラーの使用(特殊対応)
■ ロングカラーとは
ネジ穴の間にかます筒状のスペーサーで、ネジを長く使えるようにする。
■ 使用例
ロングボルト(M6×30など)+ロングカラーで間を埋める構成。
※DIY中級者向け。ホームセンターで揃うが、強度や振動耐性に注意が必要。
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【3】どうしても適合ネジがわからない場合
● 取り外したネジを持参してカー用品店で相談
ネジ径やピッチを測ってもらえます。
店員さんが車種ごとの対応ネジを把握している場合もあります。
● ディーラーや整備工場に問い合わせ
特殊なナット受けを使っている車もあり、メーカー専用品が必要な場合もある。
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【4】おすすめのネジサイズ(目安)
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【5】応急処置としての仮固定方法(あまりおすすめはしないが…)
ネジが1本だけ届くなら、とりあえずそれで仮止めしつつ両面テープやナンバーフレームで補助固定。
ただし、走行中に落下のリスクがあるため一時的な対応として考えてください。
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必要であれば、「どんなネジを買えばいいか」「おすすめ商品」なども紹介できますので、車種や使っているフレームの情報があれば教えてください!
車のナンバープレートのネジが短すぎて長さが足りない・付けられない時の対策や対処法

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