SoftBank(ソフトバンク)のセキュリティは大丈夫? 被害時の補償を解説
1. ソフトバンクのセキュリティは大丈夫なのか
結論からいうと、ソフトバンクはセキュリティ対策を実施していますが、すべての不正アクセスや詐欺を完全に防げるわけではありません。
ソフトバンクでは、サイバー攻撃への対応体制やセキュリティ監視、不正アクセスへの対策などを実施しています。
ただし、2026年10月には、会員向けサイト「My SoftBank」の一部システムで第三者による不正アクセスの試みが検知され、安全対策のため関連する会員サイトが一時停止されました。その後、セキュリティ強化を行い、各会員サイトは再開されています。
これは、不正アクセスの試みがあったことと、顧客情報が実際に盗まれたことは同じではないという点も重要です。この事案だけで、ソフトバンクの全サービスが危険だと判断することはできません。
一方で、大手通信会社であっても、サイバー攻撃やフィッシング詐欺などのリスクは残ります。
2. ソフトバンクで考えられる主なセキュリティリスク
- My SoftBankの不正ログイン: IDやパスワードを盗まれ、契約情報などを不正に操作される。
- PayPayなどの決済サービスの不正利用: アカウントや決済情報を悪用され、身に覚えのない支払いが発生する。
- ソフトバンクまとめて支払いの悪用: キャリア決済を不正に利用され、携帯電話料金と合算して請求される。
- フィッシング詐欺: ソフトバンクを装ったメールやSMSから偽サイトに誘導され、個人情報を盗まれる。
- SIM関連の不正: 電話番号を悪用され、SMS認証などを突破される危険がある。
- 個人情報の漏えい: 契約情報などが流出し、詐欺やなりすましに利用される。
特に注意したいのは、ソフトバンクを装った偽メールやSMSです。「料金が未払い」「アカウントを停止する」などと不安をあおり、偽サイトに誘導する手口があります。
メールやSMSに記載されたリンクを安易に開かず、公式アプリやブックマークからアクセスして確認しましょう。
3. 被害に遭ったらソフトバンクに補償してもらえるのか
補償を受けられる場合はありますが、すべての被害が自動的に補償されるわけではありません。
主なケースは次のとおりです。
- 携帯料金やキャリア決済の不正利用: 利用内容や契約条件を調査したうえで、請求の取り消しや補償の可否が判断されます。
- PayPayなどの決済サービスの不正利用: それぞれの決済サービスの補償制度に基づいて判断されます。ソフトバンクの携帯電話を契約しているだけで、必ず補償されるわけではありません。
- ソフトバンクカード関連の不正利用: 所定の条件を満たす場合、被害額の全額補償を受けられる制度があります。案内されている条件には、被害発生から60日以内の申告や警察への届け出などがあります。
- スマートフォンのセキュリティ被害: 「セキュリティパックプレミアム」などの対象サービスに加入していれば、契約条件に応じて不正決済や不正送金、データ復元などに関する補償を利用できる場合があります。
- 個人情報の漏えい: 情報が漏れただけで、必ず慰謝料や金銭補償が支払われるとは限りません。原因や実際の損害、事業者の責任などによって異なります。
なお、セキュリティパックの補償には、対象となる事故や加入期間、補償上限額などの条件があります。サービスに加入していない場合は利用できない補償もあります。
4. ソフトバンクで不正利用の被害に遭った場合の対処法
被害に気づいたら、次の手順で対応しましょう。
- ソフトバンクへ連絡する。 不正利用の内容を伝え、アカウントの保護や利用停止、請求への対応を相談します。
- パスワードを変更する。 My SoftBankなどのパスワードを変更し、使い回しているパスワードも変更します。
- 決済サービスを停止する。 不正利用されたカードや決済サービスがあれば、各サービスの窓口へ連絡します。
- 利用履歴と請求を確認する。 身に覚えのない決済や契約情報の変更がないか確認します。
- 証拠を保存する。 不審なメールやSMS、請求明細、ログイン通知などを残します。
- 警察や金融機関にも相談する。 金銭被害が発生した場合は、必要に応じて警察や銀行にも連絡します。
補償の申請期限が定められている場合があるため、被害が確定するまで待つのではなく、疑わしい段階で早めに相談することが大切です。
5. ソフトバンクのセキュリティを高める対策
- パスキーや利用可能な多要素認証を設定する。
- 他のサービスと同じパスワードを使い回さない。
- メールやSMSに記載された不審なリンクを開かない。
- 認証コードを他人に教えない。
- 携帯料金や決済サービスの利用履歴を定期的に確認する。
- スマートフォンのOSやアプリを最新の状態に保つ。
- 不審なログイン通知や契約情報の変更を放置しない。
- 必要に応じて、ソフトバンクのセキュリティサービスや補償サービスの加入条件を確認する。
6. 結論
ソフトバンクはセキュリティ対策を行っていますが、不正アクセスや詐欺のリスクを完全になくすことはできません。
また、被害に遭った場合は補償を受けられる可能性がありますが、補償の有無や金額は、被害の種類、原因、契約内容、申告時期などによって変わります。
特に重要なのは、被害に気づいたらすぐに利用停止やパスワード変更を行い、公式窓口へ申告することです。補償を受けられるか分からない場合でも、まず相談して、必要な手続きと期限を確認しましょう。

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