結論からいうと、「手足口病の跡が残っている」という理由だけで保育園に預けることは、一般的には非常識とはいえません。ただし、子どもの体調や保育園の登園基準を満たしていることが前提です。
以下で詳しく解説します。
手足口病とは
手足口病は、主に乳幼児に多いウイルス感染症です。
代表的な症状は次のとおりです。
手や足に発疹
口の中の水ぶくれや潰瘍
発熱(ない場合もある)
食欲低下
のどの痛み
発疹は治った後も、
赤い跡
茶色っぽい跡
皮がむける
などが数日から数週間残ることがあります。
跡が残っていても登園できることが多い理由
手足口病では、発疹が消えること自体は登園の条件ではありません。
多くの保育園や自治体では、次のような状態になれば登園可能としています。
発熱がない
全身状態が良い
普段どおり遊べる
食事や水分が十分とれる
つまり、見た目に発疹の跡が残っていても、元気であれば登園できる場合がほとんどです。
「跡が残っている=感染力がある」とは限らない
発疹の跡そのものに感染力があるわけではありません。
一方で、手足口病のウイルスは、
のど
鼻水
便
などから症状が治まった後もしばらく排出されることがあります。
そのため、完全に感染力がゼロになってから登園する、という運用は現実的ではありません。このため、保育園では症状や体調を基準に登園可否を判断することが一般的です。
非常識と受け取られる可能性があるケース
次のような状態で登園させると、周囲から問題視される可能性があります。
熱がある
ぐったりしている
食事や水分が十分とれない
強い痛みで普段どおり生活できない
医師や保育園から「まだ登園を控えてください」と言われている
このような場合は、子どもの回復や周囲への配慮のためにも登園を控えることが望ましいでしょう。
保育園側が気にするポイント
保育園では、発疹の跡よりも次の点を重視することが多いです。
元気に過ごせるか
発熱がないか
集団生活に支障がないか
水分補給ができるか
保育中に特別な医療的対応が必要でないか
保護者が気を付けたいこと
登園後も、
手洗いをしっかり行う
排便後のおむつ交換や手指衛生に気を付ける
子どもの体調の変化に注意する
といった感染対策は大切です。
保育園によって対応が異なる
保育園ごとに登園基準や運用が異なる場合があります。
例えば、
医師の意見書は不要
登園届の提出が必要
園独自の基準がある
など、ルールが違うことがあります。
まとめ
子どもの手足口病が治って間もなく、発疹や皮むけなどの跡が残っているだけで、発熱がなく元気で普段どおり生活できる状態であれば、保育園に預けること自体は一般的には非常識とは考えられていません。 ただし、最終的には通っている保育園の登園基準に従うことが重要です。不安がある場合は、登園前に園へ現在の症状を伝えて確認すると安心です。
手足口病の跡が治ってない子供を保育園に預けるのは非常識?
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