レジ(レジカウンター周辺)が寒く、気温が低く感じやすい原因と、暖房を使っても暖まらない場合の対策を、構造・業務・人の動線を踏まえて詳しく解説します。
※スーパー・コンビニ・家電量販店・飲食店など共通する内容です。
レジが特に寒くなりやすい主な原因
① 出入口に近い配置
- 多くの店舗でレジは入口付近に設置される
- ドア開閉のたびに外気が直撃
- 冬は冷気、夏でも冷房過多で体感温度が低下
② 立ちっぱなしで体温が下がる
- レジ業務は長時間同じ姿勢
- 血流が悪くなり、足先・腰・指先が冷える
- 動けないため寒さを回避できない
③ 床からの冷えが強い
- タイル・コンクリート床が多い
- 冷気は下に溜まりやすい
- 足元が冷える → 全身が寒く感じる
④ 空調の風が直接当たる
- 天井エアコンの吹き出しがレジ方向
- 冷暖房どちらでも風が当たると体感温度が下がる
- 自動運転で冷房・除湿に切り替わることも
⑤ 商品・設備優先の温度設定
- 食品・精密機器・レジ機器のため
- 過度な暖房を避けている
- 人より機械基準の温度管理
⑥ 防犯・動線上、仕切りが少ない
- レジ周りは開放空間
- 冷気を遮る壁やカーテンが設置しづらい
- 暖気が逃げやすい構造
レジが寒い時の基本的な対策(個人レベル)
① 足元対策が最優先
ここを改善しないと寒さは解消しない
- 厚手靴下・発熱ソックス
- 断熱インソール
- 足元マット(ゴム・断熱タイプ)
② インナーで体温を保つ
- 発熱インナー(上下)
- 腹巻き・腰用ウォーマー
- 首元を温めるネックウォーマー
③ 風を直接受けない工夫
- エアコンの風向きを調整してもらう
- 立ち位置を数十cmずらすだけでも効果あり
- レジ台で風を遮れる位置に立つ
④ こまめに体を動かす
- かかと上げ・足踏み
- 肩回し・指のグーパー
- 血流改善で体感温度が変わる
暖房を使っても暖まらない時の対策(店舗側)
① サーキュレーターで暖気を下ろす
最重要対策
- 天井に溜まった暖気を床へ循環
- レジ背面や天井向きに設置
- 暖房効率が大幅に改善
② レジ専用の局所暖房
- 足元ヒーター
- パネルヒーター(無風タイプ)
- 遠赤外線ヒーター
※ 客に風や熱が直接当たらない配置が必須
③ 床・足元の断熱強化
- 断熱マットの二重敷き
- レジ内に小さなすのこ設置
- 床からの冷え遮断が最も効く
④ 入口冷気対策
- エアカーテンの風量調整
- 厚手マット・冷気止め
- ドア開閉頻度の見直し(自動→手動など)
⑤ 空調設定の再確認
- 自動運転を解除し暖房固定
- 風向きは下向き・弱風
- 開店前から暖房ONで躯体を温める
それでも寒い時の「現実的な割り切り」
- レジは構造上
最も寒くなりやすいポジション - 完全に快適にするのは難しい
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レジ担当者向けワンポイント
- 「寒い」は我慢せず共有する
(体調不良・ミス・生産性低下につながる) - 防寒対策は安全・接客品質の一部
まとめ
- レジが寒い原因は
入口・床冷え・立ち仕事・空調直撃 - 暖房が効かないのは構造と運用の問題
- 解決策は
足元対策最優先+空気循環+局所暖房


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