Apple Watchは毎日身につけるものなので、汗・皮脂・ホコリ・化粧品・日常の汚れが付くことがあります。
汚れが放置されると画面のコーティング劣化やバンドの変色、皮膚トラブルの原因になるため、正しいお手入れ方法を知ることが大切です。以下で詳しく解説します。
1️⃣ Apple Watch本体が汚れた時の対策
洗浄できる範囲
- 画面やケース:水・ぬるま湯で軽くすすぐことが可能
- マイク・スピーカーの穴:水は直接かけず、やさしく拭く
汚れ落としの基本手順
- Apple Watchを手首から外す
- 充電ケーブルを外す
- 柔らかい糸くずの出ない布(マイクロファイバークロス)で表面を拭く
- 水やぬるま湯で軽くすすぐ(汗や泥汚れがひどい場合)
- 完全に乾燥させる
⚠️ 高温・強い水流・石けんや洗剤は本体の防水パッキンを劣化させるため避ける
汚れがひどい場合
- 70%アルコールワイプや除菌シートでやさしく拭く
- スピーカー穴・マイク穴には直接液体をかけない
- 長時間の水洗いや泡立て洗浄はNG
2️⃣ バンドが汚れた時の対策
バンドの素材によって洗浄方法が異なります。
バンド素材 | 汚れ落とし方法 | 注意点 |
---|---|---|
スポーツバンド(フルオロエラストマー) | 水洗い+柔らかい布で拭き取り | アルコールOKだが長時間は避ける |
ソロループ/ウーブンソロループ | 水で軽くすすぐ | 強くこすらない |
ナイロン(ループ系) | 中性洗剤を薄めて手洗い | 完全に乾かす |
レザー(革) | 乾いた布で拭く | 水・アルコール禁止、色落ち注意 |
金属(金属リンク) | 柔らかい布で拭き、水洗いも可 | 水分はよく拭き取る |
3️⃣ 日常的なお手入れのポイント
- 毎日軽く拭く
- 汗や皮脂、化粧品の付着を防ぎ、肌トラブル予防
- 週1回の水洗い
- バンドや本体をぬるま湯で軽くすすぐ
- 汚れが落ちやすく、長期間の変色やにおいを防止
- アルコールや除菌シートは必要時だけ
- 過度に使うと画面コーティングやバンドを傷める
- 乾燥は必ず自然乾燥
- ドライヤー・エアダスターは内部破損の原因
4️⃣ 汚れの種類別対策
汚れの種類 | 対応方法 |
---|---|
汗・皮脂 | 乾いた布で拭き取り、水またはぬるま湯で軽くすすぐ |
化粧品・日焼け止め | 柔らかい布で優しく拭く、必要なら水で軽く洗う |
泥・砂 | 乾いてから布で軽く拭き、残った汚れは水で流す |
錆・変色(バンド) | ステンレス・金属は柔らかい布で拭き、乾燥させる。革は専門クリーナー使用 |
5️⃣ 注意すべきこと
- 洗剤・石けんを直接使わない(防水パッキン劣化の原因)
- 高温の場所で乾燥させない(画面・バンドが変形する)
- 内部に水が入った場合は、すぐに電源を入れずに乾燥
6️⃣ まとめ
部位 | 洗浄可否 | 注意点 |
---|---|---|
本体(ケース・画面) | 〇 | 水で軽くすすぎ、柔らかい布で拭く |
マイク・スピーカー穴 | 〇(布でやさしく) | 液体を直接かけない |
スポーツバンド・ソロループ | 〇 | 柔らかく拭く、水洗い可 |
ナイロンバンド | △ | 中性洗剤で手洗い、完全乾燥 |
レザーバンド | × | 乾いた布で拭く、アルコールNG |
金属リンク | 〇 | 水洗い後よく乾かす |
💡 ポイント
Apple Watchは「耐水設計」なので、汚れたらやさしく水洗い・布拭き・自然乾燥が基本です。
洗剤やアルコールは、素材や頻度に注意して使いましょう。
コメント