iOSをアップデートしたあとに iPhoneが壊れた/動かなくなった/電源が入らない/リンゴループになった と感じる場合、ほとんどはソフトウェアや設定の不具合であって、物理的に壊れたケースは稀ですが、注意深く対処する必要があります。以下に詳しく整理しました。
1. 電源が入らない場合
- 強制再起動を試す
モデルによって手順が異なります:- iPhone 8 以降:音量アップ → 音量ダウン → サイドボタン長押し
- iPhone 7 / 7 Plus:音量ダウン + サイドボタン同時長押し
- iPhone 6s 以前:ホームボタン + サイドボタン同時長押し
- 充電確認
- 純正ケーブル・充電器を使い、少なくとも15分以上充電
- ケーブルやアダプタの故障も疑う
2. リンゴループ・起動できない場合
- リカバリーモードで復旧
- iPhoneをパソコンに接続
- 強制再起動手順でリカバリーモードに入る
- iTunes / Finder で「アップデート」を選択(初期化せずに修復可能)
- DFUモードで復旧
- リカバリーモードで直らない場合、最終手段としてDFUモード(完全初期化)
- データは消えるので事前にバックアップ必須
3. バッテリー異常・過熱の場合
- iOSアップデート直後はプロセスがバックグラウンドで走るため一時的に熱くなることがあります
- 数時間で落ち着く場合が多いですが、長時間過熱する場合は電源を切る
- 過熱・膨張・異音がある場合は物理的故障の可能性があるため使用を中止
4. データが消えた・アプリが開かない場合
- iCloudやiTunesバックアップから復元
- バックアップがある場合は復元可能
- アプリや設定は再インストールや再設定が必要
- トーク履歴やゲームデータは事前にバックアップされているか確認
5. 最終手段・Appleサポート
- 強制再起動・リカバリーモード・DFUモードでも直らない場合、Apple正規サービスで修理・交換
- 保証期間内であれば無償対応の可能性があります
- 物理的故障(液晶破損、バッテリー膨張、基盤故障など)はアップデートとは無関係の場合もあります
✅ まとめ
- まずは強制再起動 → 充電確認
- リカバリーモードでアップデート修復
- DFUモードで初期化復旧(バックアップ必須)
- 一時的な過熱やバッテリー問題は電源を切って待機
- 解決しなければ Apple正規サービスで修理・相談
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