iOSをアップデートしたあとに「Wi-Fiがつながらない・使えない」状態になるのは、設定の不整合・キャッシュの不具合・アップデート後のソフト不具合などが原因で起きることがあります。以下に、原因ごとの対策と手順を詳しく解説します。
1. 基本的な確認
- Wi-Fiがオフになっていないか確認
「設定 → Wi-Fi」でスイッチがオフになっていないかチェックします。 - 機内モードがオンになっていないか確認
機内モードが有効だとWi-Fiが切断されることがあります。コントロールセンターで確認してください。 - ルーター・モデムの状態確認
iPhone側ではなくルーターが固まっている場合もあります。ルーターの再起動を試してください。
2. iPhone本体でできる対処法
- 再起動する
一時的な不具合なら、電源を切って再起動するだけで解決することも多いです。 - Wi-Fiを一度オフにして再接続
- 設定 → Wi-Fi
- 問題のネットワークをタップ → 「このネットワーク設定を削除」
- 再度パスワードを入力して接続
- ネットワーク設定をリセット
- 設定 → 一般 → 転送またはiPhoneをリセット → リセット → 「ネットワーク設定をリセット」
- Wi-FiやVPN、Bluetoothの情報が初期化されるので再設定が必要ですが、接続不具合を解消できる可能性が高いです。
- iOSの追加アップデートを確認
アップデート直後に出るバグ修正版(マイナーアップデート)がWi-Fi不具合を解消することもあります。- 設定 → 一般 → ソフトウェアアップデート
3. ルーター側での対処法
- 電源を抜いて再起動
- ファームウェアの更新(メーカー公式サイトを確認)
- 接続数制限やMACアドレスフィルタリングが有効になっていないか確認
4. 応急処置的な回避方法
- モバイルデータ通信で代用(設定 → モバイル通信 → モバイルデータ通信をオン)
- 別のWi-Fiに接続できるか確認 → 他のWi-Fiでつながれば、ルーター側の問題の可能性が高いです。
5. それでも直らない場合
- iTunes / Finder 経由で再インストール
iOSのアップデートが正常に反映されなかった場合、PCに接続して再インストール(復元)することで解決することがあります。 - Apple サポートに問い合わせる
ハード的な不具合や、特定機種だけの不具合(iOSのバグ)の可能性があるため、公式サポートに確認しましょう。
まとめ
- まずは 再起動・Wi-Fi再設定 を試す
- ダメなら ネットワーク設定リセット
- ルーターや別のWi-Fiでも確認し、原因を切り分ける
- 直らなければ iOS再インストール or Appleサポート
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