iOSアップデート後に「iPhoneのカメラが使えなくなった」時の対策・対処法
iOSアップデート後にカメラが起動しない/真っ黒のまま/フリーズする/アプリが落ちるといった不具合が発生することがあります。これはソフトウェアや設定の不具合が多いですが、まれにハード側の問題も隠れている場合があります。ここでは原因別に詳しく解説します。
🔎 カメラが使えなくなる主な原因
- アップデート直後のソフトウェア不具合
→ 一時的にキャッシュやプロセスが乱れている。 - アプリ側の不具合
→ 標準カメラ・サードパーティ製カメラアプリ両方で発生する場合はiOS側の問題。 - 権限設定のリセット
→ アップデートでアプリのカメラ利用権限が外れている。 - ストレージ不足
→ 写真保存ができずカメラが立ち上がらないことがある。 - ハード不具合の表面化
→ アップデートをきっかけに熱や劣化でカメラモジュールの不具合が顕在化するケース。
🛠️ 対策・対処法
1. 基本操作で解決を試す
- iPhoneを再起動
→ アップデート直後の一時的な不具合は再起動で改善することが多い。 - アプリを完全終了して再起動
→ マルチタスク画面からカメラアプリをスワイプで終了し、再度起動。
2. 権限設定を確認
- 設定 → プライバシーとセキュリティ → カメラ
→ 各アプリがカメラの使用を許可されているか確認。
3. ストレージの空き容量を確保
- 設定 → 一般 → iPhoneストレージ
→ 空き容量が1〜2GB未満だと不具合が起こりやすいため不要アプリや写真を整理。
4. カメラ設定をリセット
- 設定 → 一般 → 転送またはiPhoneをリセット → リセット → 「すべての設定をリセット」
→ ネットワークや画面表示などの設定は初期化されますがデータは消えません。
5. iOSアップデート/再インストール
- iOSが最新でなければアップデートを適用。
- 最新なのに不具合が続く場合はPC(Finder / iTunes)で「iOSを再インストール」すると改善するケースあり。
6. 他アプリでの確認
- Instagram・LINEなど別アプリのカメラ機能で動くか確認。
→ 標準カメラだけ動かないならiOSアプリ側の不具合。
→ 全アプリで動かないならシステムまたはハードの問題。
7. それでも直らない場合
- 物理的なカメラの故障の可能性あり。
- 落下や水没歴があるとアップデート後に顕在化することも。
- 外カメラだけ/内カメラだけが映らない場合はハード不良の可能性大。
➡ Appleサポートや正規サービスプロバイダに相談して診断を受けるのが確実。
⚠️ 予防策
- アップデート前にバックアップを取る。
- ストレージを常に2〜3GB以上空けておく。
- iOSアップデートは安定版(マイナーアップデート後)を選ぶと不具合が少ない。
✅ まとめ
iOSアップデート後にカメラが使えない場合の対策は:
- 再起動・アプリ再起動
- 権限設定の確認
- ストレージの空き容量確保
- 「すべての設定をリセット」
- iOSの再アップデート/再インストール
- 他アプリで動作確認
- 改善しなければハード不具合としてAppleサポートへ
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