会社の業務用SIM(法人契約)を物理SIMからeSIMに切り替える方法 を「簡単にかつ詳しく」解説します。
※キャリアによって法人向け手続きは個人契約と少し異なる場合がありますが、基本的な流れは共通です。
1. 事前準備
- eSIM対応スマホ(iPhone XS以降、Pixel・Galaxyなど)
- Wi-Fi環境(切り替え中は通信が止まるため必須)
- 会社の法人契約情報(契約者名、契約番号、法人IDなど)
- 担当者確認(多くのキャリアでは法人回線の変更は管理者承認が必要)
2. 手続き(キャリアに法人用eSIM発行を依頼)
- キャリアの法人窓口に問い合わせ
- ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル、UQモバイルなど、それぞれの法人窓口へ連絡
- 「物理SIMからeSIMに変更したい」と伝える
- 法人契約者・管理者の承認
- 法人契約の場合、管理者の承認や書面・メールでの確認が必要な場合あり
- eSIMプロファイルの発行
- QRコード形式で発行されることが多い
- メールで送付、もしくは管理者用ポータルからダウンロード
3. スマホでeSIMを設定
iPhoneの場合
- 設定 → モバイル通信 → モバイル通信プランを追加
- キャリアから提供された QRコードを読み取る
- 「モバイル通信プランを追加」をタップ
- 「モバイルデータ通信のデフォルト」をeSIMに切り替える
Androidの場合
- 設定 → ネットワークとインターネット → SIM → SIMを追加
- 「QRコードで追加」を選択
- キャリアからのQRコードを読み取る
- eSIMが登録され、データ通信に設定
4. 動作確認と物理SIMの扱い
- eSIM開通後、物理SIMは自動的に無効化
- Wi-Fiを切って、通信・通話が正常に行えるか確認
- 問題なければ、物理SIMは取り外して保管(再利用不可)
5. 注意点(法人契約特有)
- 手数料はキャリアによって異なる(無料の場合もあれば数千円のことも)
- 切替直後は通信できない時間がある(数分〜15分程度)
- 複数端末・複数回線の場合、まとめて手続きすることが可能な場合あり
- eSIMを別端末に移す場合は再発行が必要(物理SIMのように差し替え不可)
✅ まとめ
- キャリアの法人窓口で「物理SIM → eSIMに切替」を依頼
- QRコードを受け取り、スマホに登録
- 動作確認 → 物理SIMは無効化
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