「3のつく日」（毎月3日・13日・23日）にパチンコやパチスロで前夜や早朝から長時間並ぶ価値があるかどうかについて、結論から言えば、多くの人にとっては**「微妙である」と言えます。理由は複数ありますが、“ホールによる差が非常に大きく、並んでもリターンが保証されにくい”**ことが最大のポイントです。
【1】「3のつく日」が特定日となる理由とは？
● ① 有名チェーンが「3のつく日」を強調してきた背景
- 例えば「123（ワンツースリー）」のような店名を冠するホール（例：アローグループ、123グループなど）が、“3のつく日”を特定日として強くしてきた歴史的背景があります。
- また、独自に「3日が創業日」「毎月3日は周年イベント」などの理由で強調する店もあります。
● ② ただし、全国的な共通ルールではない
- これは店ごとの独自運用であり、業界全体の通例ではないため、すべてのホールが「3のつく日」に力を入れるわけではありません。
【2】「前夜・早朝から並ぶ価値が微妙」である主な理由
● ① 出す店が限られ、出さない店も多い
- 「3のつく日」に設定を入れるのは、特定の店・グループに偏っており、一般的なホールでは通常営業のことも多い。
- 並ぶ前に「その店が3のつく日を特定日として扱っているかどうか」の事前調査が不可欠。
● ② 並びのコストに対する“期待値”が不透明
- 仮に強い日であっても、設定が入る台数には限りがある。
- パチンコの場合も、釘調整が全体に及ぶわけではなく、「見せ台」のみ開けられるケースが多い。
- 結果：長時間並んで、狙い台に座れなければ全く意味がない。
● ③ 抽選勝負の店が多く、早朝並びに意味がない場合も
- 最近は、事前並びよりも「抽選入場」が主流。
- そのため、「前夜から並んで最前列にいたけど、抽選番号が600番で終了…」というようなことも起こり得る。
- つまり、「並ぶこと」自体が無駄になることもある。
● ④ 並ぶほどの全台系・高設定がないことも多い
- イベント日でも、設定6が各機種1台ずつなど、“見せ台”程度の配分でしかない店も多い。
- 全台系や複数設置機種で高設定投入がされるとは限らないため、並ぶ人数の割にチャンスが少ない＝期待値が薄い。
【3】並ぶ価値が「ある」と言える条件とは？
並ぶことに“ある程度の価値がある”と言えるのは、以下の条件がそろっている場合です：
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| 店が3のつく日を強特定日にしている | グランドオープン日・周年日・地域で有名など |
| 過去の傾向が明確 | 特定機種や全台系実績あり |
| 抽選システムに運要素が少ない | 先着順、LINE予約などで並ぶほど有利な仕組み |
| 並び人数が少ない | 地方や平日などでライバルが少ない場合 |
| 情報力が高い | 軍団やSNSから“狙い台の傾向”を把握できる |
※上記に当てはまらない場合は、朝から並ぶ＝期待値が低いギャンブルになります。
【4】タイプ別：並ぶ価値の有無
| プレイヤー層 | 並ぶ価値 | 解説 |
|---|---|---|
| パチプロ・専業 | △〜◯ | 店の癖や傾向を把握していれば期待値を取れる可能性はある |
| 兼業ユーザー | ❌〜△ | 情報力がないと抽選負けや台読みミスでリスク大 |
| 初心者・ライト層 | ❌ | 並ぶ時間に見合う成果を出せる可能性はかなり低い |
【5】まとめ：「3のつく日」に長時間並ぶ価値が“微妙”な理由
| 観点 | 評価 | 解説 |
|---|---|---|
| 店ごとに出す／出さない差 | ✅ 大きい | 店の運用方針次第で極端に違う |
| 並びの恩恵の確実性 | ❌ | 抽選次第・狙い台次第で左右されやすい |
| 並ぶことで期待値が取れるか | △ | 上級者向き、初心者には難しい |
| 体力・時間・精神コスト | ❌ | 並んでも報われないケースが多数 |
✅結論：
「3のつく日」は一部のホールでは特定日扱いで期待できるが、万人が朝から並んで勝てる日ではない。店舗選び・台読み・情報収集ができていないなら、長時間並ぶ価値は“かなり微妙”。特に一般ユーザーや初心者には非推奨。
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